高齢者の危険運転により、昨今、運転免許証の返納を家族や友人から進められる高齢ドライバーの方が増えてきました。
皆様のなかにも高齢になられるご家族をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ここでは、そのやり方や免許返納後のお得なサービスなどをご紹介しています。
高齢者の方の痛ましい交通事故のニュースが後を絶ちません。最近特に耳に入るようになったのは、これまで特にクローズアップされてこなかったものが、昨今の関心の高まりによりマスメディアに取り上げられるようになったというのも一因かも知れません。
警察庁の平成30年度の交通事故統計データの原付以上運転者(第1当事者)人口10万人当たりの年齢層別死亡事故件数では一番多いのは16~19歳の2.36人で、その次に75歳以上2.04人、70~74歳1.15人、ほかの年齢層は概ね0.7人程度となります。
高齢者の方は事故を起こされた場合、体力的にも亡くなられる確率も高いということもあると思いますが、いずれにしても事故を起こすと自身にも非常に危険であるということは言えると思います。
自主返納のやり方
有効期限内の運転免許証を保有し、免許の取り消しや停止処分、初心者講習等の対象者になっていなければ、運転免許証を自主返納できます。
手続きの場所
手続きの場所としては住所地を管轄する警察署、もしくは都道府県の運転免許センターになります。
必要書類
運転免許証および印鑑のみで、基本的に費用は掛かりません。ただし、運転経歴証明書の申請を同時に行う方は、経歴証明書申請手数料(1,100円)が必要です。
~代理人での手続きの場合~
代理人が手続きを行う場合、
申請者本人の運転免許証(有効期間内のもの)
委任状兼承諾書及び誓約書
代理人の身分が証明できるもの(運転免許証、健康保険証等)
印鑑
が必要です。
運転経歴証明書とは?
運転免許証は、自動車などを運転する際に保持するためのものだけでなく、身分証明書としてもほとんどの企業、公的機関で認められています。
運転免許証を自主返納してしまうと、身分証明証が亡くなってしまうという不便が生じるため、国では
運転経歴証明書
という運転免許証に似たカードを交付してます(発行手数料1,100円)。
これは交付後の経過年月に関わらず、銀行等で本人確認書類として使用可能なもので、さらに都道府県ごとに
運転免許証自主返納サポート
という仕組みがあり、このサポート事業所に登録されているお店などで運転経歴証明書を提示することで様々な割引やサービスがうけられるようになっています。
これは交通機関などでもあり、運転できないことによるデメリットを少なくする取り組みです。
受けられる割引などは様々ですがたとえば
等があります。
受けられる内容は各都道府県で異なりますので、県警のホームページなどでチェックしてみてくださいね。
廃車ひきとり110番は三重県の取り組み 「運転免許証自主返納サポートみえ」の取り組みに賛同し、参加しております。
またお車のご売却をご検討の際は、是非廃車ひきとり110番へお声掛けください。廃車買取から中古車買取までお任せください。