「10万キロ走るとだいたいの車が壊れ始める」という話はとても有名ですよね。
たしかに、走行距離が10万キロを超えるとエンジンの動きが鈍くなったり、今まで普通につかえていたものが使えなくなってくる…といったことが増えてきます。
ですが、しっかりメンテナンスをすると、車の故障を予防できたり車そのものを長持ちさせることができるということをご存知でしょうか。
今回の記事では、プロでなくてもできる車のメンテナンスのタイミングをしらべる方法をご紹介します。
車をメンテナンスするメリットは？
「車のメンテナンスは素人にはできない」と思っている方はとても多いです。ですが、技術がなくてもメンテナンスをする必要があるかの確認であれば普段からできます。
車のメンテナンスを定期的にするとどのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
車検の費用が抑えられることがある
自分で車をメンテナンスし、故障をできるだけ防ぐことができれば当然車検時にかかる費用も節約することができます。
しっかりと細部に渡るまでメンテナンスをしておくと、車の状態にもよりますが最大半額ほど車検費用を節約できる場合もあるため、日々のメンテナンスは車の長持ちはもちろん節約にも繋げられます。
故障しにくくなる
日々メンテナンスを行えば、そのぶんだけ故障しにくくなる確率グッとあがります。
通勤時や買い物をしているときに突然車が動かなくなると、困るのはもちろん「大丈夫かな？！どうなるんだろう…」ととても不安になってしまいますよね。
こういったことを防ぐためにも、愛車のメンテナンスはとても大切です。
意外とカンタン！今日からできる車のメンテナンス
ここでは、今日からできる愛車を長持ちさせるためのメンテナンスをご紹介します。
オイル交換をする
オイル交換は、車のメンテナンスの基本中の基本です。
オイルは、車にとって血液のようなものです。オイルが劣化していたり汚れたまま走行していると車の調子が悪くなりやすくなり、最悪の場合、エンジンが故障していまいます。
よくネットなどでは色や粘度や減り具合で交換のタイミングをみましょうと紹介されていますが、初心者の方であればそんなこと言われてもわからないのが実際だとおもいます。そんな時は原則として、5000km走行するごとにオイル交換をするようにしましょう。それでオイルが少ないなどと整備士さんに言われた場合は漏れなどがある可能性がありますので、修理などしてもらいましょう。もちろん、あまり車にお乗りにならなくて、5000kmもなかなか走らないという場合は半年をめやすに交換にしてください。
もちろんオイル交換は自分でも行うことができますが、工具も何もない初心者の方には難しいので、通常は自動車屋さんや、カー用品店、ガソリンスタンドなどで行います。費用はオイルの種類によりますが、2000円～5000円程度です。車によってオイルのおすすめがございますので、店員さんに聞いていただいた方がいいかも知れませんが、通常は鉱物油と合成油の混合のものでいいと思います。一番安い鉱物油だと最近の車の燃費性能を活かしきれなかったりし、逆に維持コストがかかてしまう可能性もあるからです。ただ、オイルの減りが早いなどの場合はあえて粘度の鉱物油を使用して減るペースを遅らせるということもあるようです。
タイヤの空気圧を定期的にチェックする
タイヤの空気圧が足りないや古いタイヤを履いていると、パンクなどした際にホイールやほかの部品の破損などに繋がってしまいます。タイヤの空気圧はガソリンスタンドで確認してもらうことができるため、月に1回～2回程度給油の際に確認してもらいましょう。またタイヤを見てひび割れしているようであればたとえ溝が残っていても履き替えましょう！
ランプ類の確認を定期的に行う
車を走らせているとき、よくテールランプやブレーキランプなどが片方ついていない車を見かけたことはありませんか？人に指摘されないと自分ではなかなか気づかないものだからです。
ただ、テールランプとブレーキランプが片方ついていない、ランプの電気が切れている車を走らせることは「整備不良」として罰金や減点の対象になりますし、そもそも危険です。自分で確認できるいい方法があります。
夜にコンビニに行くと、コンビニの全面ガラスの壁が鏡となり自分の車を確認することができます。そのタイミングで、自分の車ブレーキランプとテールランプ、ウィンカーやバックライト等が両方しっかりついているか確認できますので、たまにはバックで入れるなど、気を付けてみておきましょう。
普段から車を使う
機械や人間の体も使わなければどんどん退化していきますが、車もおなじです。よく使うことが、実は長持ちに繋がるんです。
普段から車に乗っていれば、そのぶん故障などにも気づくチャンスが増えますよ。
まとめ
いかがでしょうか。今回の記事でご紹介したことは、今からでもすぐにはじめられることばかりです。「車のメンテナンスはプロにしかできない」かもしれませんが、気づくことはできます。
自分にできることはどんどんしていき、愛車を長持ちさせましょう！
