普通車を購入する際や買い取りしてもらう際に必ず記入する譲渡証明書。内容としては自動車を次の方に譲渡しますというもので、この用紙がないと名義変更などができません。書く機会はほとんどないのですが、記入する場所などはとても簡単です。今回はその譲渡証明書の書き方についてご案内したいと思います。
様式はこんなもの
一番上のマスから順番に見ていきましょう。基本的には車検証を見ながら書きます。
「車名」:こちらは車検証に記載されているものです。例えばカローラの場合は、車検証には車名の欄に「トヨタ」と記載があるはずです。決して「カローラ」などの商品名は書かないようにしましょう。登録番号(ナンバープレートの番号の下に記載があります。)
「型式」:こちらも車検証に記載がある「型式」をそのままうつします。型式は英語で例えば「CBA-C25」といったもので、車検証の上段、「車台番号」の下にあります。決して右隅にあります「型式指定番号」などをかかないようにしましょう。
「車台番号」:こちらも車検証の「車台番号」を記入します。「車名」の下に記載があると思います。自動車検査証をよく見て書きましょう。一文字でも間違えると無効です。
「原動機の型式」:車検証の「原動機の型式」を記入します。「型式」の右どなりに記載があります。
つづきまして下に行きまして・・・
「譲渡年月日」:一段目は斜線が入っています。ここは何も記載しません。
「譲渡人および譲受人の氏名又は名称および住所」:一段目に現在の車検証記載の所有者の住所、氏名を記入します。順番は住所が先になっても後になっても大丈夫です。ただし、こちらも車検証のご住所から引っ越しなどで変更がある場合は現在の印鑑証明書記載の住所を必ず書いてください。
「譲渡人印」:実印を押印します。シャチハタとか認印はだめです。
二段目につきましては譲受人(車の次の所有者)が通常記入します。
「譲渡年月日」:譲受人が車を譲りうけた日を書きます 令和○年○月○日など。
「譲渡人および譲受人の氏名又は名称および住所」:譲受人の住所、氏名を記入します。
よくある間違い
・あるある! 「車名」に車の商品名をかいてしまった!
・あるある! 「譲渡人」の欄に名前しか書いていない!
よくわからない場合は
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