普通車や軽自動車の車検証の「所有者欄」に自分ではない名前が記載されている、ローンは完済したはずだけど・・・
その場合は、廃車などの手続きに際し、名義変更、移転登録手続きをするために、それらの所有者から必要書類を取り付けないといけません。この手続きを「所有権解除手続き」（自動車の所有権を解除してもらう）といいます。所定の手続きを踏み、ローンなどの残債がない場合に限り、所有者から印鑑証明、委任状、譲渡証明書、軽自動車の場合は申請依頼書などが発行されます。これらがないと、陸運支局や軽自動車検査協会で廃車手続きができません（なぜなら所有者が本人さんではないからです）。もし、すでに所有者から移転用の書類をもらっているということは、その手続きができるということです。＊廃車ひきとり１1０番のお客様の場合は、書類の取り付け手続きを代行しております。詳しくはスタッフにお問い合わせください。
発行に際し必要書類など基本的には一緒ですが、自動車税納税証明書（受領証）が必要だったり不要だったり、印鑑証明が必須だったり、免許証のコピーでよかったりまちまちですので詳しくは下記リンクもしくは車検証欄の所有者に記載の法人の店舗もしくは本社へお問い合わせください。
もちろん、ローンを完済していても自動的に名義が変更されることはございませんので、名義変更をしてきれいに名実ともご自身のお車にするにも同様の手続きが必要です。
所有権解除について詳しくは”車の所有者がローン会社やディーラーになったまま！“をご参照ください
信販系
ディーラー系や中古車販売店系
はそれぞれの「社名 所有権解除」で検索してください。
ディーラーでも各ホームページより所有権解除依頼書がダウンロードできるところもあれば、何も表示がないところもございます。その際は店舗もしくは本社へお電話でお問い合わせいただけましたら、教えてもらえます。以下、参考までにランダムに抜粋しましたディーラーの所有権解除リンクです。
ビッグモーターは、特にホームページでのご案内もないのでご購入されたお近くの店舗でお問い合わせください。本部などのお電話番号があるかと思いますが、特に案内はありません。また株式会社ハナテン名義の場合も同様で、仮に車検証上住所にご連絡いただいてもビッグモーターの店舗にかわっているので、まったくご回答は得られませんのでご注意ください。
車を売りたいんだけどローンの完済がまだなんだけど・・・
ローンが完済されていないと少額な場葵を除き、基本的には所有権解除ができません。なぜなら、お車自体が担保になっているからです。従いまして、ローンのお支払いがなされなかったりするとローン会社がお車の返却を求め、引き取りに来てしまいます。従いまして、ローンがあるのに勝手に解体手続きなどということはローン会社との契約違反になってしまい、法的な責任がとわれますのでやってはいけません。
事故車でどうしようもないなど、どうしても廃車手続きをしたい場合はどうすればよいのでしょうか。ローンを一括で完済するしか方法はありません。しかし、ローンがたくさん残っている場合はそれもできませんので、別にお金を借りて一旦所有権のついている分を返済してしまうか、「フォロークレジット」などを利用します。「フォロークレジット」は車の買取店の買取額を現ローン残債より差し引き、その金額で新たにローンを組みなおすものです。金利はもちろん新車の購入時のように低くはありませんが、金額自体は買取価格分相殺されるので、おすすめです。
廃車ひきとり１１０番でもオリエントコーポレーションの「フォロークレジット＊」を取り扱っていますのでご相談ください。
＊フォロークレジット利用には所定の審査、手続きが事前に必要です。
