2021年現在、お車の所有者が未成年者の場合、売却時には、通常成人の方が売却される際の必要書類に加え、「同意書」というものが必要になります。
未成年の方でも車の購入や所有している車の売却はもちろん可能です。しかし、たとえ社会人であっても、学生であっても親権者の同意が必要になります。
意外と知られていないので注意しましょう。
なお、結婚されている場合は「成年擬制」という民法上の制度によって成人として扱われるため、親権者の同意書は不要です。
軽自動車はいらない
軽自動車に関しては、自身が所有者のお車であれば、同意書は必要がなく、未成年者自身でご売却いただけます。
普通自動車は必要
通常普通自動車の売却においては下記のものが必要になります。
- 印鑑証明書
- 委任状(実印の押印)
- 譲渡証明書(実印の押印)
- 住所に変更がある場合はその証明(住民票など)
このほかに所有者が未成年の場合は
- 戸籍謄(抄)本(親権者が確認できるもの)
- 親権者のうち1名の印鑑登録証明書
- 同意書
となります。
廃車ひきとり110番にご依頼の際は同意書を郵送いたしますので、必ずご依頼時にお教えください
なお同意書のダウンロードはこちらから
同意書は2022年4月以降いらなくなる!!
現在、成年(成人)というと満20歳以上となるため、運転免許証の取得できる18歳の方が普通車を購入されるとその際にも同意書が必要となります。廃車の際も同様です。
しかし、2022年4月1日から民法改正によって成年年齢が18歳に引き下げられるため、この同意書自体も不要になります。