1. 廃車するときの豆知識

廃車にするクルマのパーツ・部品はとっていいの?

車の部品どり

廃車にするクルマのパーツ・部品はとっていいの?

車部品どり

廃車時に取り外しても大丈夫な部品とは?

廃車にする際に中古パーツとして、車の部分をとりたい、バッテリーを変えたところなので外したいなどのご要望をいただくことがございます。実はお客様にて予め外していただいても問題のないパーツと、外していただけないパーツがあります。

外してOKなパーツ

  • ナビ・オーディオ類
  • ETC
  • ドライブレコーダー
  • シートカバー・フロアマット など

これらのパーツは、事前に取り外しておいても車検に通る、走行に問題ないものといえます。

外せないパーツ

  • タイヤ・ホイール
  • マフラー
  • ヘッドライト・テールランプ
  • ミラー類
  • メーター類・ハンドル
  • ドア・ガラス
  • バッテリー

これらの部品は、法律上「解体業の許可を持つ業者のみ」が取り外し可能とされています。勝手に外してしまうと違法行為になる可能性があるため注意が必要です。修理工場なども許可をもっている場合があります(許可がないのに部品取りなどしているところは違法です)。もちろん整備業者や修理工場で修理のために取り外したり、別のものに付け替えることはもちろん問題ありません。

法律で認められている部品の取り外し

自動車リサイクル法のQ&Aコーナーに個人での件につきまして

・また、個人であっても、部品取りの個別のケースの可否判断については、都道府県知事又は保健所設置市長にご相談ください

との記載がありますが、弊社の所在する県の関連部署にどのようなケースだったら大丈夫なのかなどを確認したところ、回答としては「個人様であっても、法令上部品どりはできないという解釈」とのことでした。もし、個別案件についてご確認されたい場合は、上記記載の通りお住いの都道府県管轄部署にお問合せください。

どうしても取り外したい場合は?

カーナビ

社外品のナビやETCなどを取り外したい場合、次の方法をおすすめします。

次の車に取り付ける場合

車の購入店に相談し、取り外し&取り付けをお願いできるか相談してみましょう。万が一の故障時にも対応してもらいやすく安心です。

取り外しのみ依頼したい場合

自動車電装業者(○○電装)や修理工場に依頼可能。
工賃の目安:5,000円~10,000円

解体業者に依頼する場合

解体のついでに外してもらえるケースもあり。
工賃の目安:1,000円~5,000円
注意点:
・低コストですが、不具合が起きても保証はありません。
・ETCは比較的簡単に外せますが、バックカメラと連動したナビなどは配線が複雑なため、保証ができない場合があります。

自分で取り外す

ETCやナビの取り外し方はYouTubeなどの動画で紹介されているものもあります。簡単な作業なら、自分で挑戦してみる一つの方法です。

事前の確認を忘れずに!

特にナビやETCを取り外す予定がある場合、査定時に「取り外し予定」と伝えてください。事前の申告なしで引き渡し時にパーツがないと、査定額が減額される可能性があります。
また、タイヤ・ホイールについては、返却希望がある場合査定依頼時に必ずご相談ください。状況によっては、工賃や送料が発生する場合もあります。

パーツを保管すべきケースとその理由

ガレージ

「このパーツは残すべき?」と悩むことはありますよね。 実は、パーツによっては次の車で再利用できたり、思い出として保管したり、リサイクルして有効活用できるものもあります。

次の車への再利用可能な部品

次に乗る車が決まっている場合は、使えるパーツを保管しておく一つの方法です。特に、以下のようなパーツは取り外して再利用が可能です。

  • ETC車載器→ 新しい車に修理するため、再購入の費用を節約できます。 なお、再セットアップが必要です。
  • カーナビ&オーディオ→配線が対応していれば、新しい車でも使用可能です。バックカメラと連携している場合は、取り付け時に専門業者にご相談しましょう。
  • ホイール&タイヤ→サイズが合えば、スタッドレスタイヤとして利用できる可能性もございます。
  • ドライブレコーダー→事故対策として必須アイテム!取り外して新しい車に移設できます。
  • シートカバーやフロアマット→高価なものなら、新しい車でも使えて経済的。

思い出に残るパーツの保管方法

長年乗った車には、愛着が湧いていることも多いもの。そんなときは、思い出として一部を保管するのもおすすめです。
おすすめの思い出パーツ

✔エンブレムやナンバープレート→記念に飾ると特別なインテリアに!
✔シフトノブやハンドルカバー→リメイクとしても◎
✔ステッカーやキーホルダー→アクセサリーやキーホルダーに加工するもアリ

思い出の詰まった愛車の一部をインテリアや記念品として残しておきます、いつまでもその車を大切に思い出せます。

まとめ

・後付けパーツ(ナビ・ETCなど)は取り外しOK

・車の主要部品(タイヤ・ライトなど)は取り外し不可

・取り外し希望の場合は事前に業者へ相談!

廃車ひきとり110番にご依頼いただく際は、必ず事前にご相談の上、ご検討ください。

廃車ひきとり110番に依頼してみる

どんな車も高価買取引取から解体まで一括

今すぐ買取価格を知るなら

0120-110-882

             

受付時間:平日 8:30-17:30
土曜 9:00-17:00(日祝休日)

今すぐ買取価格をチェック!

無料

電話する

             

受付時間:平日 8:30-17:30
土曜 9:00-17:00(日祝休日)

無料

フォームで確認する

受付時間:24時間365日いつでも可能

廃車にすると自動車税、自動車重量税、自賠責保険が還付金で戻ってきます。あなたの還付金を今すぐチェック!

廃車するときの豆知識の最近記事

  1. タバコやペットの臭いが残る車の廃車に関する完全ガイド

  2. 車を処分するのに解体屋はどう?廃車と解体の違いについても解説

  3. ローン残債が残っている車って廃車できるの?

  4. 廃車の前に知っておきたい!車の引き取りガイド

  5. 廃車にするクルマのパーツ・部品はとっていいの?

関連記事