1. 構造変更検査とは?
1-1. 改造車に必要な検査とその重要性
構造変更検査とは、車両を改造した際に、その改造が法律や安全基準に適合しているかを確認するための重要な手続きです。改造内容によっては車両の安全性や環境性能に影響を与える可能性があるため、適切な検査を受けることが求められます。
この検査を通じて、
・車両が道路交通法の基準を満たしているか
・改造による安全性や機能面の変化
・社会的に認められた合法的な改造であるか
を証明することができます。
特にエンジンや車体の大幅な改造を行った場合は、車両全体のバランスや耐久性に影響を与える可能性があるため、厳密な検査が必要です。
1-2. 構造変更検査の対象となる改造内容
以下のような改造を行った場合、構造変更検査を受ける必要があります。
・エンジンの載せ替え
・車体の大幅な改造(ボディ加工、車幅・全長・全高の変更)
・足回りの変更(車軸の変更、車高調整で指定範囲を超える変更)
・乗車定員の変更
・貨物車をキャンピング仕様に変更
改造の影響が車両の性能や安全性に関わる場合、適切な検査と申請が不可欠です。
2. 改造車の構造変更申請手続き
2-1. 申請に必要な書類一覧
構造変更申請には以下の書類を準備する必要があります。
・構造等変更検査申請書(OCRシート1号)
・改造の内容が分かる書類(改造証明書・図面など)
・車検証
・自動車重量税納付書
・自動車検査証記録事項(必要に応じて)
必要書類を正しく準備することで、スムーズな申請が可能になります。
2-2. 陸運局での申請手順
構造変更申請は以下の手順で行われます。
- 必要書類の準備
- 申請料の支払い(陸運局窓口)
- 申請書の提出と検査日程の決定
- 検査の実施(指定された日時に車両を持参)
- 検査に合格すると、改造が正式に認可され、車両の運行が認められます。
3. 改造後の車検と注意点
3-1. 改造が車検に与える影響
以下の改造を行った場合、車検の基準を満たしているか事前に確認が必要です。
・車高の変更(30mm以上のリフトアップ・ローダウン)
・排気音量が大きくなるマフラー交換(車検対応品以外)
・タイヤサイズの変更(フェンダーからはみ出るサイズなど)
事前確認を行うことで、車検時のトラブルを回避できます。
3-2. 自動車保険の変更
改造を行った場合、保険会社へ申告する必要があります。申告しない場合、事故時の補償が受けられない可能性があります。
改造申告の手順
- 保険会社への連絡(改造内容を報告)
- 改造証明の提出(保険会社の指定する書類を提出)
適切な申告を行うことで、万が一の事故時にも安心して補償を受けることができます。
4. グリーン税制・自動車税の変更
改造内容によっては、自動車税が変更される場合があります。
例: 排気量変更(2000cc → 2500cc) → 自動車税が増額
用途変更(貨物車 → 乗用車) → 税区分が変更
改造前に税制の影響を確認し、適切な手続きを行いましょう。
5. 改造の証明に必要な書類
改造車の証明書類には、以下のようなものがあります。
・構造変更検査証明書(改造が公式に認められた証明)
・パーツ取り付け証明書(正規品のカスタムパーツである証明)
・整備記録簿(適切なメンテナンスを受けている証明)
これらの書類を適切に管理することで、車両の価値を維持し、売却時にもスムーズな手続きが可能になります。
5. 改造の証明に必要な書類
改造車を適法に維持・運用するためには、適切な構造変更検査を受け、必要な申請を行うことが重要です。また、車検や自動車保険、税制の変更についても理解し、事前に準備を進めることで安心してカーライフを楽しむことができます。
改造を検討されている方は、事前に専門家や陸運局に相談し、必要な手続きを正しく行いましょう。
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