1. お車ユーザーの豆知識

【保存版】動物と車の事故後にやるべきこと|保険・修理・廃車まで徹底ガイド

目次
  1. 意外と多い「動物×車」の事故後対応と廃車の判断
    1. 年間発生件数
    2. 特に多い動物
  2. 動物との接触事故の直後にやるべきこと
    1. 安全確認と事故現場の整理
    2. 事故現場の写真撮影の重要性
    3. 動物が逃げた場合の対応
    4. 動物が死んでいたら:市町村に連絡?
  3. 警察への連絡方法と注意点
    1. 連絡すべき情報とその理由
    2. 事故現場での警察とのコミュニケーション
    3. 警察報告書の取得方法と必要性
    4. 法的義務となる場合の内容
    5. 接触事故の証拠としての報告書
  4. 保険は適用される?連絡方法とプロセス
    1. 連絡時に必要な情報と書類
    2. 対物・車両保険の適用条件と例外
    3. ペットと野生動物による保険の違い
    4. 自損事故扱いになるケース
    5. 等級ダウンや免責金額の有無
    6. 保険請求の流れと時間
  5. 車両保険による修理費のカバー範囲
    1. 車両保険での修理費対象となる状況
    2. 事故原因による保険の適用範囲
    3. 保険利用によるリスクと注意点
    4. 保険が適用されない場合の対策
    5. 修理費用と保険料のバランス
  6. 動物の種類による対応の違い
    1. 野生動物への接触事故と法律
    2. ペットとの事故対応と飼い主の責任
    3. 動物保護法による対応の違い
    4. 動物の種類による通報義務の有無
  7. 修理か廃車か?判断の目安
    1. フロント破損・エアバッグ展開の有無
    2. 修理費と車両価値の比較
    3. 廃車となった場合の流れ
  8. 再発防止のためにできること
    1. ドライブレコーダー設置
    2. 野生動物注意エリアの把握
  9. 廃車にすべきか迷ったら、専門業者に相談を
    1. 「廃車ひきとり110番」なら、無料相談&最短即日対応も!

意外と多い「動物×車」の事故後対応と廃車の判断

ドライブ中、突然道路に動物が飛び出してきて、ハッとした経験はありませんか?鹿やイノシシ、タヌキ、さらには猫や犬など、私たちの生活圏には実は多くの動物が存在しています。そんな動物たちとの不意の接触事故は、決して珍しいものではありません。

動物との接触事故は「軽くぶつかっただけ」と思っても、車の下回りやフロントバンパーに大きなダメージが及んでいることも多く、放置してしまうと安全性に関わる恐れもあります。さらに、保険や修理、場合によっては廃車を検討する必要が出てくるケースもあるのです。

この記事では、動物との接触事故が実際にどれくらい起きているのか、そして事故発生直後に取るべき行動、警察への連絡、そして車の処理に関する判断までを、わかりやすく丁寧に解説します。

年間発生件数

日本全国で、動物と車の接触事故は年間2万件以上発生していると言われています。特に北海道や長野県など自然が豊かな地域では、鹿やイノシシとの衝突事故が多く報告されており、夜間や早朝の走行中に突然現れるケースが目立ちます。

もちろん地方に限った話ではありません。都市部でも猫や犬、時にはハクビシンやタヌキが道路に現れることがあり、ドライバーにとってはどの地域でも油断できない問題となっています。

地域 年間動物事故件数(目安) 主な動物
北海道 約5,000件 エゾシカ、キツネ
長野県 約2,000件 ニホンジカ、イノシシ
兵庫県 約1,200件 タヌキ、アライグマ
都市部 数百件程度 猫、犬、ハクビシン

※数値は推定値です。自治体の報告資料などにより変動あり。

特に多い動物

熊出没

事故の対象となりやすい動物は、地域によって異なりますが、全国的に見ると「鹿」が最も多く報告されています。体が大きく、衝突の衝撃も大きいため、車両への損傷が深刻になる傾向があります。

次いで多いのがイノシシ。突進してくることもあり、車の前方に大きなダメージを与えることがあります。さらに、夜間に道路を横断することが多いタヌキやアライグマも接触事故が多い動物です。都市部では野良猫や野良犬が道路に現れ、特に夕暮れ時や深夜に接触する事故が発生しています。

このように、自然の多い地域に限らず、私たちが暮らす街中でも動物との接触事故は十分に起こり得るのです。

動物との接触事故の直後にやるべきこと

事故が発生した直後は、誰でも気が動転してしまいがちです。しかし、冷静に、そして的確に対応することが、後々の保険手続きや修理判断をスムーズに進めるためのカギとなります。

安全確認と事故現場の整理

まず最初に確認すべきなのは、自分自身と周囲の安全です。事故の直後に慌てて車から降りたり、そのまま道路上に留まったりすると、後続車との二次事故の危険があります。

可能であれば、車を路肩など安全な場所に移動させ、ハザードランプを点灯して他の車に注意を促しましょう。自分や同乗者にケガがないか、また他の車や歩行者を巻き込んでいないかも確認してください。

落ち着いたら、周囲の状況を冷静に観察し、事故現場がどのような状況か把握することが大切です。

事故現場の写真撮影の重要性

安全を確保したら、次にやるべきは事故現場の記録です。写真は後々、保険会社に提出する資料としても、警察への説明にも有効な証拠になります。

車の損傷箇所や事故現場の全体像、また可能であればぶつかった動物の様子も撮影しておきましょう。動物が逃げてしまった場合でも、道路に残された毛や血痕などがあれば、それも記録しておくと証明材料になります。

時間や天候、周囲の交通状況なども合わせて撮っておくと、より信ぴょう性のある情報として活用できます。

動物が逃げた場合の対応

動物と車が接触

動物が生きていて逃げてしまった場合でも、事故であることには変わりありません。たとえ軽く当たっただけに見えても、後で車の下回りに損傷が見つかるケースもあります。

このような場合は、「動物と接触したが現場から逃げた」として、必ず警察に連絡してください。報告を怠ると、保険の適用が受けられない場合もありますし、後からトラブルになることもあります。

また、近くに動物保護団体や市町村の環境課がある場合は、念のため状況を伝えておくと安心です。

動物が死んでいたら:市町村に連絡?

もし衝突した動物が死亡してしまっていた場合、そのまま放置してはいけません。動物の死骸が道路に残っていると、他の車が事故を起こす原因にもなります。

このようなケースでは、自治体の清掃担当部署や環境課に連絡しましょう。公道上であれば、通常は市や区が対応してくれます。

ただし、私有地での事故や、動物が道路から外れた場所にいる場合は、土地の所有者が処理を依頼されるケースもあります。まずは警察に状況を説明し、その指示に従うようにしましょう。

警察への連絡方法と注意点

動物との接触事故が発生した際、見落とされがちなのが「警察への通報の必要性」です。「相手が人間じゃないから届け出なくてもいい」と思ってしまいがちですが、これは大きな誤解です。

事故として届け出をしないと、後々に保険を使う際にトラブルが生じたり、相手が人ではなくても“物損事故”として法的な記録が必要だったりします。

連絡すべき情報とその理由

警察に通報する際には、以下のような情報をできるだけ正確に伝えることが重要です。

  • 事故の日時と場所
  • ぶつかった動物の種類(分かる範囲で)
  • 車両の損傷の程度
  • 動物の状態(逃げた、生きていた、死亡していたなど)

これらの情報は、単に報告のためだけでなく、警察が事故の性質を判断するための基準にもなります。また、保険会社に対して事故の正当性を証明する材料にもなりますので、できるだけ冷静に伝えることが求められます。

事故現場での警察とのコミュニケーション

警察

警察官が現場に到着したら、落ち着いて状況を説明しましょう。
特に注意したいのが、「自損事故」と「動物との接触事故」の扱いの違いです。動物が原因であることを伝えずに話を進めてしまうと、自損事故扱いになりかねず、保険適用に不利な扱いになる可能性もあります。

そのため、「○○の動物が飛び出してきて衝突した」「○○に毛が残っていた」など、できる限り動物との接触が明確に分かるような説明を心がけましょう。

警察報告書の取得方法と必要性

動物との接触事故でも、物損事故として報告書(交通事故証明書)を発行してもらうことが可能です。この報告書は、保険会社が補償の可否を判断する際に必要になる非常に重要な書類です。

事故後、警察に届出を行えば、一定期間ののちに「自動車安全運転センター」で報告書(交通事故証明書)を取得できます。郵送でも申請可能で、手数料は1通600円程度です。

なお、「人身事故」と異なり、物損事故の報告書は申請しなければ発行されないことが多いので、必ず自分で取得手続きを行うようにしましょう。

法的義務となる場合の内容

動物との接触事故が“物損事故”と扱われる場合でも、道路交通法上の報告義務が課せられるケースがあります。特に、道路に動物の死骸が残っている場合や、車両が大きく破損して動けないような場合は、通報義務が発生します。

また、接触によって他の車両にも被害が及んだ場合(たとえば避けようとして後続車が事故を起こしたなど)は、より複雑な事故扱いになる可能性もあります。こうした場合、警察に届出をしていないと、後で過失責任を問われるリスクも生じます。

接触事故の証拠としての報告書

警察報告書は、保険適用の際に「事故が実際に発生したことを証明する唯一の公的書類」として機能します。保険会社によっては、報告書がなければ修理費用やレッカー代の支払いを拒否されることもあるため、必ず取得するようにしましょう。

また、万が一後になって事故の内容についてトラブルが発生した場合にも、公的な証拠として活用できます。ドライバー自身の身を守るためにも、報告書の取得は非常に重要です。

保険は適用される?連絡方法とプロセス

車のへこみ

動物と車が接触した事故の場合、「保険が使えるのかどうか」はドライバーにとって非常に重要なポイントです。
しかし、「相手が動物」になることで、通常の対人・対物事故とは違った判断基準が適用されるため、事前に知識があるとないとでは大きな差が出てしまいます。

連絡時に必要な情報と書類

保険会社に連絡する際は、以下の情報や書類を用意しておくとスムーズです。

  • 事故が発生した日時と場所
  • 事故状況(動物の種類、逃げた・死んでいたなど)
  • 損傷箇所や損害の程度(できれば写真も)
  • 警察に届け出をした証明(交通事故証明書)

また、保険会社からは「状況の再現」や「なぜその場所で動物と衝突したか」などを詳しく聞かれることもあるため、現場での記録を丁寧に残しておくことが大切です。

対物・車両保険の適用条件と例外

動物との事故は基本的に「車両保険」の対象になります。
対物保険は他人の財物への損害を補償する保険であり、動物が“他人の所有物”でなければ適用されません。

たとえば

保険の種類 適用されるケース 適用されないケース
車両保険 野生動物との衝突/飼い主不明の犬猫と接触 加入していない場合、もしくは免責条件に該当する場合
対物保険 他人のペットと衝突し、その飼い主が特定されている場合 野生動物との接触、飼い主不明の動物との接触

車両保険の契約内容によっても「免責額の有無」や「特定のリスクを除外している」場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

ペットと野生動物による保険の違い

猫

衝突した動物が飼い主のいるペットなのか、野生動物なのかで保険対応は大きく異なります。

  • ペットとの事故:飼い主が分かっている場合は、損害賠償責任を飼い主側に問うことができる場合があり、対物保険が使えるケースもあります。
  • 野生動物との事故:相手に損害を請求できる相手がいないため、自分の車両保険でカバーするしかありません。

なお、イノシシ・シカ・タヌキなどの野生動物との衝突は、近年特に増加しており、地方を走るドライバーには注意が必要です。

自損事故扱いになるケース

動物との衝突事故でも、証拠が不十分だったり、状況が曖昧な場合は「単独の自損事故」として扱われてしまうことがあります。

たとえば

  • 動物と衝突したという証拠が写真や報告書にない
  • 警察への届け出がない
  • 動物との接触を保険会社に報告していない

このような場合、自損事故としての処理になり、保険内容によっては補償が受けられない可能性もあります。

等級ダウンや免責金額の有無

車両保険を使用することで、保険の等級が1等級ダウンするのが一般的です。これにより翌年以降の保険料が上がる可能性があります。
また、保険契約によっては「免責金額(自己負担額)」が設定されており、たとえば最初の5万円は自己負担、残りを保険が補償という形もあります。

保険使用による影響 内容例
等級ダウン 1等級下がる(3年間影響)
免責金額 5万円~10万円など契約により異なる
次回更新時の保険料増加 年間数千円~数万円増加の可能性あり

保険請求の流れと時間

保険金請求の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 事故発生後、警察へ通報し、報告書を取得
  2. 保険会社へ事故報告(24時間以内が望ましい)
  3. 保険会社の指示に従って車を修理工場へ搬送
  4. 損害調査(アジャスター)を受ける
  5. 修理後、保険会社が費用を精算

平均して2〜4週間程度で支払いが完了するのが一般的ですが、動物との事故は証明が難しいため、調査に時間がかかることもあります。

車両保険による修理費のカバー範囲

動物との衝突事故で車が破損した場合、修理費を全額自己負担するのは大きな痛手です。そこで頼りになるのが「車両保険」ですが、すべてのケースで修理費がカバーされるわけではありません。

車両保険での修理費対象となる状況

ガードレール

以下のようなケースであれば、車両保険によって修理費が補償される可能性が高いです。

  • イノシシやシカなどの野生動物との正面衝突
  • 急に飛び出してきた犬や猫と接触し、車の一部が破損
  • 動物を避けようとしてガードレールに接触

ただし、「車両保険に加入していること」が前提であり、加入内容によっては補償されない場合もあるため注意が必要です。

事故原因による保険の適用範囲

車両保険は基本的に「偶然かつ突発的な事故」を対象としています。つまり、以下のような場合に補償されます。

事故原因 補償の有無
動物との接触による損傷
故意に動物をひいた場合 ×(免責)
動物を避けたことで単独事故 ○(条件あり)

故意・過失の度合いによって保険適用が判断されるため、「どうして事故が起きたのか」を正確に伝えることが大切です。

保険利用によるリスクと注意点

車両保険を使用すれば、修理費の負担は軽減されますが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 保険料の増加(等級が下がる)
  • 将来的な保険加入審査で不利になる可能性
  • 免責額の支払いが発生する

軽度の損傷であれば、「保険を使わず自費で修理する方がトータルで安い」こともあります。
費用バランスを見極めることが重要です。

保険が適用されない場合の対策

もし保険の対象外とされた場合、次のような選択肢を検討できます。

  • 安価なリビルトパーツでの修理
  • 中古部品を使った格安修理対応の工場を探す
  • 事故車専門の買取店に相談し、売却を検討

修理費用が高くつく場合には、「廃車」も視野に入れたうえで総合的な判断を行うのがポイントです。

修理費用と保険料のバランス

最後に重要なのが、「保険を使うか、使わないか」の判断基準です。
目安として、修理費用が10万円以上なら保険使用を検討し、10万円未満なら自費修理の方が得になるケースが多いとされています。

また、車の年式や走行距離によっては、修理せずに廃車して新しい車に乗り換える方がコスパが良い場合もあるので、総合的に判断しましょう。

動物の種類による対応の違い

動物との接触事故といっても、相手が野生動物なのか、人が飼っているペットなのかによって、対応の仕方や責任の所在は大きく異なります。
また、動物に関する法律や保護の程度も動物の種類ごとに違っており、知らずに処理を誤るとトラブルに発展するケースもあります。

野生動物への接触事故と法律

イノシシ、シカ、タヌキ、キツネなど、日本に生息する野生動物との接触事故は年々増加しています。
この場合、基本的に「責任の所在」がなく、相手が自然物であるため、法的な過失を問うことはできません。

ただし、以下のような法律が関わるケースもあります。

  • 鳥獣保護法により、勝手に動物を捕まえたり運搬したりしてはいけない
  • 特定の保護動物を死亡させた場合には、罰則が科されることもある

事故後に野生動物が死んでいる場合でも、勝手に動かさず、警察または市町村に連絡を入れることが正しい手順となります。

ペットとの事故対応と飼い主の責任

犬や猫などのペットとの事故は、相手に飼い主がいる場合、「飼い主の管理責任」が問われます。
特に道路に放たれていた、首輪やリードが外れていたといったケースでは、飼い主側に過失があるとみなされ、損害賠償請求の対象になることがあります。

ただし、事故の過失割合は状況により異なるため、以下のような記録をしっかり残すことが大切です。

  • 事故現場の写真
  • ペットの状況(放し飼い、リードなし など)
  • 飼い主の身元情報と連絡先

保険適用や法的責任の判断のためにも、警察への届け出は必須です。

動物保護法による対応の違い

鹿飛び出し

日本では、「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」が存在し、特定の動物に対しては虐待や不適切な扱いが禁じられています。

この法律によって守られているのは主に以下の動物です。

  • 犬・猫
  • 家畜(牛・馬・豚など)
  • ペットとして飼育されている哺乳類・鳥類・爬虫類

事故によってこれらの動物が死亡した場合には、虐待や違法行為と誤解されないよう、速やかな通報と適切な対応が求められます。

一方、タヌキやシカなどの野生動物には別の法律(鳥獣保護法)が適用されるため、「動物保護法=すべての動物に適用される」という誤解には注意が必要です。

動物の種類による通報義務の有無

動物との事故後、通報の義務があるかどうかも、動物の種類で変わってきます。

動物の種類 通報義務 通報先
ペット(犬・猫) あり(必須) 警察・飼い主
野生動物(イノシシ・シカ) 状況による(原則通報が望ましい) 警察・市町村
家畜(牛・馬など) あり(所有者と警察) 警察・畜産管理者

通報義務がなくても、「記録のために警察へ報告する」「事故証明を残す」ことで、保険処理やトラブル回避につながります。

修理か廃車か?判断の目安

動物との衝突事故のあと、修理すべきか、廃車にすべきかは悩ましい問題です。
車の損傷度合いや年式・走行距離、修理費とのバランスなどを総合的に判断する必要があります。

エアバッグ

フロント破損・エアバッグ展開の有無

動物との衝突事故では、バンパーやボンネットが大きく損傷することが多く、場合によってはエアバッグが作動することもあります。
エアバッグが展開した場合、その修理費は数十万円規模になるケースも少なくありません。以下のような状態は「廃車も視野に入れるべき」サインです:

  • フレーム(骨組み)まで損傷している
  • エアバッグが複数展開している
  • エンジンルームにまで被害が及んでいる

修理費と車両価値の比較

修理にかかる費用と、事故前の車の価値(査定額)を比較することで、廃車判断がしやすくなります。

修理費 >車両価値 廃車を検討するべき
修理費 < 車両価値 修理の検討価値あり

たとえば、修理に40万円かかるのに、車の市場価値が20万円であれば、修理よりも廃車→買い替えの方が合理的です。

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廃車となった場合の流れ

車が廃車となった場合の基本的な流れは次の通りです

  • 修理見積もりを取得し、保険会社と相談
  • 廃車が妥当と判断されたら、事故車買取店や廃車専門業者へ依頼
  • 必要書類(車検証・印鑑証明など)を用意
  • 廃車手続きとともに買取金の支払い、または引取

最近では、事故車でもパーツや鉄資源として価値があるため、「無料引取」や「数万円での買取」になるケースもあります。

詳しい廃車手続きについてはコチラの記事でご確認ください。

車を廃車にする方法とは-廃車ひきとり110番コラム記事

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再発防止のためにできること

動物との事故は、一度経験すると再発が怖くなるもの。
しかし、いくつかの対策をとることで、再び同じような事故を避けられる可能性が高くなります。

ドライブレコーダー設置

ドライブレコーダー

まず最も有効なのが、ドライブレコーダーの設置です。
動物の飛び出しや接触の瞬間を録画しておけば、事故原因の証明に大いに役立ちますし、保険請求や警察への報告でも信頼性が増します。夜間の事故対策には、暗視対応のモデルや、前後+側面カメラ付きモデルもおすすめです。

野生動物注意エリアの把握

地方では、特に動物の出没情報が地域の行政や自治体サイトで提供されている場合があります。
道路標識や地元ニュースで出没情報をチェックするのも有効です。

  • 「野生動物注意」の看板を見かけたらスピードを落とす
  • 夜間・早朝の山間部走行はできるだけ避ける
  • ハイビーム走行を活用して視認性を上げる

小さな注意の積み重ねが、重大な事故を防ぐことにつながります。

廃車にすべきか迷ったら、専門業者に相談を

動物との事故で車が大きく損傷した場合、「修理すべきか、買い替えるべきか」の判断に悩む方は多くいらっしゃいます。
特に、エアバッグの作動やフレーム損傷を伴うような衝突では、修理費がかさむため、冷静な判断が求められます。しかし、保険の内容、車の価値、今後の維持費などを総合的に検討するのは、なかなか難しいもの。
そんなときは、事故車・故障車・廃車のプロである専門業者に相談するのが最も確実です。

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