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廃車買取 軽自動車の相場一覧

廃車買取 軽自動車の相場一覧

「そろそろ愛車の軽自動車を買い替えたい」「車検切れや故障で動かなくなった軽自動車を処分したい」といった際、廃車手続きには費用がかかると思われがちです。

しかし、実は多くのケースで、**廃車手続きの費用は無料**になるだけでなく、車体そのものにも買取価格が付く可能性があります。

このガイドでは、**軽自動車の廃車買取で失敗しないための相場決定のポイント**を解説するとともに、過走行・低年式でも高価買取に繋がりやすいおすすめの廃車買取業者5社を厳選して紹介します。

軽自動車の売却や廃車を検討中の方は、ぜひ「得する処分方法」を見つける参考にしてください。

目次

軽自動車の廃車買取におすすめの業者5選|0円以上買取保証&レッカー無料に強い

軽自動車を廃車にする際、「0円以上買取保証」「レッカー費用無料」「還付金の代行手続き」は、手元に残る金額を最大化するために欠かせない要素です。

ここでは、これらの条件を満たし、軽自動車の買取実績が豊富なおすすめの廃車買取業者5社を比較表でまとめました。

サービス名 買取保証 レッカー費用 手数料・手続き費用 主な買取実績 特徴


MOTA車買取

査定次第 業者による 無料(成約時のみ一部発生) 高年式・人気車種の競争に強い 最大20社が競い合うため高価売却の可能性大


CTN車一括査定

査定次第 無料(全国対応) 完全無料 軽トラック、軽バンなどの商業車 優良な加盟店が多く、地方の軽自動車も査定可能
カーネクスト **0円以上保証** **全国無料** 廃車手続き代行も無料 10万km超の過走行車、事故車 廃車専門で0円以上の買取を業界でいち早く保証
廃車王 **0円以上保証** 店舗により無料 完全無料 部品取りとしての需要が高い車種 全国100店舗以上のネットワークで地域密着型の買取
廃車ラボ 査定次第 無料(要相談) 完全無料 旧規格の古い軽自動車、放置車両 中古パーツ販売ルートを持ち、鉄資源としても高評価

競争原理で高値が付きやすい「MOTA車買取」

MOTA車買取は、特に**年式の新しい軽自動車や、走行距離が標準的な軽自動車**の売却で高価買取が期待できるサービスです。

理由は、最大20社の優良業者がオンラインで入札競争を行う独自のシステムにあります。この競争原理により、軽自動車の市場価値が最大限に引き出される仕組みです。

査定依頼後は、最も高値を提示した上位3社とだけ連絡を取れば良いため、多くの業者からの営業電話に煩わされることなく、スムーズに取引を進められます。

また、写真やテキスト入力を中心に進められるオンライン完結型であるため、忙しい方でも自分のペースで進められるのが魅力です。

買取業者側も本気で入札するため、過走行や低年式の軽自動車でも、部品取りや海外販路を見込んだ高値が付くケースがあります。

「相場より高く売りたい」「査定額を比較して選びたい」という軽自動車オーナーに特におすすめのサービスといえます。

項目内容
対応エリア全国
利用料金無料(成約時のみ車両代金の1%など手数料が発生する場合あり)
査定形式オンライン一括入札査定・出張査定
特徴競争入札で軽自動車の最高額が狙える

【無料】MOTA一括査定はこちら


地方の過走行軽自動車に強い「CTN車一括査定」

CTN車一括査定は、全国の買取・廃車ネットワークを駆使し、**地方の軽自動車や、低年式・過走行車の売却**に特に強みを持つサービスです。

単なる「買取」だけでなく、廃車を検討している車でも、パーツや鉄資源としての価値を見出し、買取額を提示してくれるため、他社で「0円査定」だった軽自動車にも値段がつく可能性が高いのが大きな魅力です。

軽自動車の廃車を考える際、最も懸念されるのが「レッカー費用」と「手続きの複雑さ」ですが、CTNは**全国無料レッカーに対応**しているケースが多く、故障などで動かない軽自動車の処分で余計な費用がかかる心配がありません。

また、一括査定形式であるため、一度の申し込みで複数の専門業者が競い合い、適正な市場価格(相場)を知ることができます。これにより、「安く買い叩かれた」といった不安を払拭し、安心して取引を進めることができます。

特に、日本の地方都市や、長距離通勤などで走行距離が長くなりがちな軽自動車は、一般的な買取店では敬遠されがちですが、CTNの提携業者は海外販路を持つ業者が多く、走行距離が多い車や年式が古い車でも、積極的に査定・買取してくれる傾向があります。

これは、日本の基準では価値がないと判断されても、海外市場では十分に需要があるためです。

このような海外販路の強さは、廃車を考えている軽自動車の買取額を上げる重要な鍵となります。

CTNの利用は非常にシンプルで、オンラインで車種や連絡先などの基本情報を入力するだけで査定依頼が完了。

その後、提携業者から連絡が来るため、査定日時の調整を行います。

査定当日は、必ず複数の業者の提示額を比較し、最も高額で、かつ契約内容が明確な業者を選ぶようにしましょう。

特にレッカー費用が本当に無料か、名義変更完了の確認は徹底してください。

また、CTN経由の業者は、廃車手続き(一時抹消登録や解体返納など)の代行にも慣れており、手続き完了後の証明書もしっかりと発行してくれます。これにより、車を処分した後の自動車税(軽自動車税)の還付手続きなどもスムーズに進めることが可能となります。

低年式で他社で断られた軽自動車のオーナーは、ぜひ一度CTNのサービスを試してみる価値があります。

項目内容
対応エリア全国
利用料金完全無料
査定形式一括査定/即日現金化対応
軽自動車向け強み過走行車、地方車、廃車予定車への対応力

【公式】CTNの廃車買取はこちら

どんな軽自動車でも安心!0円以上買取保証の「カーネクスト」

カーネクストは、低年式・過走行・事故車など、**動かない軽自動車や廃車状態の車両**を専門に買い取るサービスとして、多くのユーザーに選ばれています。

最大の魅力は、全ての車に対して0円以上の買取を保証している点です。他の買取店で「引き取りに費用がかかる」と言われた軽自動車でも、カーネクストなら必ず買取額が付きます。

また、自走できない軽自動車の引き取りに必要な**レッカー費用も全国完全無料**です。レッカー車の手配や費用負担の心配なく、安心して処分を依頼できます。

廃車に関する専門知識を持つスタッフが対応するため、面倒な軽自動車の「解体返納(廃車手続き)」も無料で代行してくれます。

カーネクストは、買い取った車を中古車として再販するだけでなく、使える部品をリサイクルしたり、鉄資源として活用したりする独自の流通経路を確立しています。

このため、車の状態にかかわらず、部品や資源としての価値を正確に評価し、買取額に反映させることが可能です。

項目内容
対応エリア全国
利用料金完全無料
査定形式電話査定/全国無料レッカー引き取り
特徴**0円以上買取保証。**廃車手続き代行無料

全国100店舗以上のネットワークを持つ「廃車王」

廃車王は、全国に100店舗以上のアライアンスネットワークを持つ、地域密着型の廃車買取専門サービスです。

この広大なネットワークにより、都市部から地方まで、どこに住んでいても均一なサービスを受けられるのが大きな強みです。

廃車王も、廃車専門業者として**原則として0円以上の買取を保証**しています。また、買取後の解体からリサイクルまでの工程を一貫して自社または提携工場で行う「ダイレクトリサイクル」方式を採用しているため、中間マージンが発生せず、その分を買取価格に上乗せしやすい体制が整っています。

特に、部品取りとしての需要が高い旧規格の軽自動車や、特定のパーツが高値で取引される軽自動車は、地元の専門知識を持つ店舗が査定することで、予想以上の高値が付くことも珍しくありません。

レッカー費用や廃車手続き費用も基本的には無料となっており、安心して任せられる大手リサイクル業者です。

地元の業者と直接やり取りをしたい、または「顔が見える」安心感を求める軽自動車のオーナーにとって、非常に適した選択肢と言えます。

廃車時の還付金(軽自動車税)についても、しっかりとサポートを受けられます。

項目内容
対応エリア全国(100店舗以上のネットワーク)
利用料金完全無料
査定形式電話査定/店舗持ち込みまたはレッカー
特徴全国ネットワークによる**地域密着型**の買取

鉄資源やパーツ価値を最大限に評価する「廃車ラボ」

廃車ラボは、軽自動車の「部品」や「鉄資源」としての価値を徹底的に解析し、買取価格に反映させることを得意とする専門業者です。

この業者は、特に年式が古く、走行距離が非常に長い軽自動車や、外装が大きく破損している車両など、他の買取店では評価が難しい車を積極的に買い取ります。

パーツ単位での市場価格や、世界の鉄スクラップ相場に連動して査定額を決定するため、他の廃車専門業者と比較しても高値になる可能性があります。

軽自動車は車体が軽いため、鉄資源としての重量単価が重要になりますが、廃車ラボは資源価値を正確に評価するノウハウを持っています。

また、レッカー費用や廃車手続き費用は基本的に無料対応(一部条件あり)であるため、「この車に本当に価値があるのか?」と疑問に思うような軽自動車でも、一度査定を依頼してみる価値があります。

パーツ需要が高い車種や、長期間放置されていた不動車など、処分に困っている軽自動車のオーナーにおすすめのサービスです。

項目内容
対応エリア全国
利用料金完全無料
査定形式オンライン査定/無料引き取り(要相談)
特徴**パーツや鉄資源**の価値を最大限に反映

【車種別】軽自動車の廃車買取相場|鉄クズにする前に知るべき「部品価値」

「もう動かないから」「ボロボロだから」と諦めて、安易に鉄くずとして処分してしまう前に、あなたの愛車の**「車種特有の価値」**を確認してください。

軽自動車市場を牽引してきた人気モデルは、廃車となってもその価値を失いません。

なぜなら、販売台数が多い車ほど、中古部品(リサイクルパーツ)の需要が圧倒的に高く、修理用部品としての引き合いが絶えないからです。

ここでは、特に廃車買取市場で高値が付きやすい主要5車種について、なぜ高く売れるのか、どのパーツが評価されるのかを深掘りします。

スズキ|ワゴンR:圧倒的な流通量が支える「部品取り」としての最高需要

スズキの「ワゴンR」は、軽ハイトワゴンのパイオニアとして長年日本の道路を走り続けてきた、まさに国民車とも呼べる存在です。

廃車買取市場において、ワゴンRが他の車種と比較しても安定した高値を維持し続けている最大の理由は、その圧倒的な販売台数と部品の汎用性にあります。

市場に現存する車両数が多いということは、それだけ故障や事故による修理需要も膨大であることを意味します。

バンパー、ヘッドライト、ドアミラーといった外装パーツはもちろん、オルタネーターやコンプレッサーといった電装部品に至るまで、中古部品の引き合いが途切れることがありません。

解体業者は「ワゴンRなら在庫しておけば必ず売れる」と判断するため、積極的に買取を行います。

さらに、ワゴンRに搭載されているエンジン(K6A型やR06A型など)やプラットフォームは、スズキの他車種(アルト、スペーシアなど)や、OEM供給されているマツダ車(AZ-ワゴン、フレア)とも共通化されている部分が多くあります。

これにより、ワゴンRから取り出した部品が、他の車種の修理にも転用できるという「潰しの効く」メリットが生まれます。

これが、過走行や年式の古いボロボロのワゴンRであっても、0円ではなく数千円〜数万円の値段が付くカラクリです。

特に「FXリミテッド」や「スティングレー」などの上位グレードであれば、アルミホイールやエアロパーツ単体での価値も加算され、驚くような査定額になるケースも珍しくありません。

ホンダ|N-BOX:高価な純正パーツが事故車の価値を底上げする

日本で一番売れている車、ホンダ「N-BOX」。

比較的新しい年式の車両が多く流通しているため、廃車にするのはもったいないと感じるかもしれませんが、事故による全損や水没などで廃車買取に出されるケースが増えています。

N-BOXの廃車買取相場が極めて高い水準にある理由は、車両本体価格の高さに比例した「純正部品の単価の高さ」にあります。

N-BOXは軽自動車の枠を超えた質感や装備が売りであり、その分、修理に使う新品パーツの価格も高額に設定されています。

例えば、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」に関連するセンサー類、電動スライドドアのモーターユニット、LEDヘッドライトなどは、新品で揃えようとすると数十万円規模の出費となります。

そのため、修理費用を抑えたいユーザーや整備工場からの「良質な中古パーツ」への渇望感は凄まじいものがあります。

また、N-BOXはその人気の高さから、海外(特に右ハンドル圏の国々)への輸出需要も高まりつつあります。

車体そのものとしては輸出できなくても、パーツ単位に分解してコンテナで輸出し、現地で組み立てたり修理用部品として流通させたりする「CKD(コンプリート・ノック・ダウン)輸出」やパーツ輸出の商材として、非常に優秀です。

たとえフロント部分が大破した事故車であっても、リアの電動ゲートや内装シート、エアバッグが生きていれば、それだけで十分な買取価値が見出されます。

N-BOXオーナーは、どんなに損傷が激しくても絶対に「廃車費用を払って処分」してはいけません。

ダイハツ|ムーヴ:堅牢なボディと海外需要が支えるリセールバリュー

ダイハツの基幹車種である「ムーヴ」も、廃車買取市場では鉄板の強さを誇ります。ワゴンRのライバルとして長年競い合ってきたムーヴですが、廃車市場における特徴は「車体の頑丈さと重量」、そして「新興国での根強い人気」にあります。

ダイハツ車は伝統的にボディ剛性が高く設計されており、その分、使用されている鉄の量や質が安定しています。

廃車として解体された際、最終的に残る鉄やアルミ、銅といった金属資源(スクラップ)としての回収効率が良く、リサイクル業者にとっては「実入りの良い車」として認識されています。

鉄スクラップ相場が高騰している時期には、ただの鉄の塊としての価値だけでも数万円に達することがあり、これが最低買取価格の底上げに繋がっているのです。

加えて、ムーヴ(特にカスタム系)は、そのスポーティーなデザインと耐久性の高さから、アフリカ諸国や南アジアなどの発展途上国で非常に人気。

日本の車検制度で廃車となった10万キロ超えの車両でも、現地では「まだまだ走れる高品質な車」として扱われます。走行に支障がない状態であれば、国内で廃車手続きをした後に中古車として輸出されるルートに乗ることも多く、その場合は国内の中古車相場よりも高い金額で買い取られる可能性があります。

特に「ムーヴカスタム」のヘッドライトやフロントグリルは、ドレスアップパーツとしても人気があるため、外装が綺麗な状態であればプラス査定は確実です。

ダイハツ|タント:ミラクルオープンドアなどの独自機構が宝の山

スーパーハイトワゴンの元祖である「タント」。

この車の廃車価値を決定づけているのは、何と言っても助手席側のBピラー(柱)をなくした「ミラクルオープンドア」という唯一無二の独自機構です。

この特殊な構造ゆえに、スライドドアやドアロック機構などの関連部品はタント専用の設計となっているものが多く、他車からの流用が効きません。

これは一見デメリットのように思えますが、廃車買取の視点で見ると大きなメリットになります。

なぜなら、「タントを修理するにはタントの部品が必要」という状況が生まれ、専用部品の中古需要が常に逼迫しているからです。

特に、子育て世代の利用が多いタントは、日常的な使用での接触事故やドアの故障が多く、スライドドアのモーターやレール、ドアパネルそのものの交換需要が非常に高いのです。

あなたのタントがエンジン故障で動かなくなったとしても、そのスライドドアが生きていれば、それだけで解体業者は喉から手が出るほど欲しい「お宝」となります。

また、タントは車体が大きく重量があるため、鉄スクラップとしての「目方(めかた)」も軽自動車の中ではトップクラスです。重量税の還付金だけでなく、純粋な金属資源としての買取価格も期待できます。

2代目(L375S系)以降のモデルであれば、10万キロオーバーであっても部品取り車としての価値は十分にあり、0円査定になることはまず考えにくい優良車種です。

スズキ|ハスラー:遊び心が生んだ「指名買い」需要で高値安定

軽クロスオーバーというジャンルを確立した「ハスラー」。発売からの年数が比較的浅いこともありますが、ハスラーの廃車買取相場は、同年代の他の軽自動車と比べても頭一つ抜けて高い傾向にあります。

その理由は、「趣味性の高さ」と「カスタム需要」です。

ハスラーは単なる移動手段としてだけでなく、アウトドアやキャンプを楽しむためのギアとして愛用されています。

そのため、オーナーの車に対する愛着が深く、故障しても直して乗り続けたい、あるいは自分好みにカスタムしたいという意欲が非常に高いユーザー層を抱えています。

これにより、バンパーガード、ルーフレール、専用デザインのインパネ、純正のアルミホイールといった内外装パーツが、オークションサイトや中古パーツ市場で高値で取引されています。

さらに、ハスラーは大径タイヤ(165/60R15など)を装着しており、このタイヤとホイールのセットだけでも中古市場では数万円の価値がつきます。

廃車買取業者は、車体からこれらの高額パーツを取り外して単体で販売する利益を見込めるため、買取査定額にその分を積極的に上乗せすることができます。

事故でフレームが歪んでしまったような状態でも、足回りや内装が無事であれば、驚くほどの高値提示が期待できるのがハスラーの強みです。

ポップなカラーリングも多いため、外装パネル一枚一枚に値段が付くイメージを持ってよいでしょう。

【年式別】10年・15年・20年落ちの壁|古くても値段が付く境界線

「10年落ちの軽自動車は価値がない」というのは、一昔前の常識です。

性能向上や資源価格の高騰により、低年式車の扱いは大きく変わりました。

ここでは、廃車買取の現場で目安となる「10年」「15年」「20年」という3つの節目における、リアルな買取相場と業者の評価基準を解説します。

10年落ちの軽自動車:まだまだ「中古車」として売れる可能性大

新車登録から10年が経過し、走行距離が8万km〜10万kmに達するこの時期は、廃車買取市場において「廃車にするには惜しい境界線」と見なされます。

単なる鉄くずとして処分するのではなく、車の状態に応じて以下の2つのルートで価格が決まります。

  • 状態良好車:エンジン好調、内装が綺麗、車検残あり
  • 過走行・故障車:10万km超、エアコン故障、要修理

それぞれの買取相場と、業者が買い取る目的(販路)は以下の通りです。

車の状態買取相場目安業者の販売目的
状態良好
(車検あり・外装綺麗)
3万円〜10万円格安中古車(足車)として
国内で再販
過走行・故障
(10万km超・修理必要)
1万円〜3万円リビルト部品の素材取り
(オルタネーター等)

売却のポイント:この時期は「製品としての価値」が残っているラストチャンスです。いきなり解体業者に持ち込まず、「中古車買取店」と「廃車専門業者」の両方で査定を受け、高い方を選ぶのが賢い戦略です。

15年落ちの軽自動車:重課税とメンテナンスの壁、価値は「資源」へ

15年落ち(新車登録から13年以上経過)となると、自動車税の重課対象となり、維持費の負担が増えるため、国内での中古車再販は極めて難しくなります。

この段階で、買取相場の基準は完全に「車両」から「資源・部品」へとシフトします。ただし、車種のタイプ(乗用か商用か)によって、価格に大きな開きが出るのが特徴です。

車種タイプ買取相場目安査定のポイント
一般的な乗用タイプ
(ワゴンR、ムーヴ等)
0円〜2万円鉄スクラップ価格と
部品取り価値がメイン
輸出向けタイプ
(軽トラ、箱バン、4WD)
5万円以上
※相場以上の可能性大
海外輸出需要あり。
走れば高値が付く

15年落ちでも高く売れる可能性があるのは、以下のような車です。

  • 4WD(四輪駆動)車:雪国や悪路の多い地域向けに需要あり
  • 軽トラック・軽バン:海外(農作業・運搬用)で大人気
  • ターボ車:エンジン部品単体の価値が高い

乗用タイプの場合は「資源価格」がベースになりますが、商用・4WDをお持ちの方は、輸出に強い業者を選ぶことで、相場以上の売却が期待できます。

20年落ちの軽自動車:鉄の重さが命。しかし「希少性」が化けることも

20年落ちの軽自動車となると、基本的には「鉄スクラップ価格」が買取相場の全てとなります。

解体費用などを差し引くと、手元に残るお金はわずかになるのが一般的です。

一般的な買取計算(目安)
鉄の価値(約2〜3万円) − 解体・運搬コスト = 数千円〜1万円
※業者によっては無料引き取りのみの場合も

しかし、ここで諦めてはいけません。20年という歳月は、車を「ただの古い車」から「お宝(ネオクラシックカー)」へと変貌させる可能性があります。

もし、あなたの車が以下の条件に当てはまる場合、数十万円〜100万円近いプレミア価格が付く大逆転の可能性があります。

  • 趣味性の高いモデル:ジムニー(JA11/JA22)、カプチーノ、ビート、コペン(初代)など
  • マニュアル車(MT):スポーツ走行用として需要が再燃中
  • 希少パーツ装着車:当時の純正オプションや、絶版の社外パーツが付いている

大手チェーン店で「処分料がかかる」と言われたら、即座に断ってください。

古い車の扱いに慣れた解体業者や専門店に相談することで、鉄くず以上の価値を引き出せる可能性があります。

廃車買取ではなく軽自動車をスクラップ(鉄くず)にした時の買取価格

「もう値段がつかないなら、鉄くず屋さん(スクラップ工場)に直接持ち込めばいいのでは?」と考える方もいるでしょう。

しかし、軽自動車の場合、スクラップ工場への持ち込みは損をする可能性が高いのが現実です。

なぜなら、廃車専門の買取業者が「部品+資源+還付金」で価値を算出するのに対し、スクラップ工場は単なる「鉄の重さ」だけで計算し、そこから「処分費用」を差し引くケースが多いからです。

【比較表】廃車買取 vs スクラップ持ち込み

項目廃車買取業者に依頼スクラップ工場へ持ち込み
査定基準車両価値、部品価値、資源価値鉄の重量のみ(約800kg前後)
計算式(例)部品代 + 資源代 + 税金還付(鉄単価 × 重量) − 解体費用
手元に残るお金数千円 〜 数万円0円 〜 数千円
※処分料を取られマイナスになることも
手続き無料で代行してくれる自分で陸運局へ行く必要あり

軽自動車の鉄スクラップとしての価値は、相場が良い時でも1万5千円〜2万5千円程度です。

ここから、フロンガスの回収費用やエアバッグの処理費用、解体作業費を引かれると、手元に残るお金はほとんどありません。

対して、廃車買取業者は「使える部品」を高く売るルートを持っているため、鉄の価値以上の金額を提示できるのです。

軽自動車の廃車買取価格を調べる方法

自分の軽自動車が「中古車として売れるのか」、それとも「廃車として売るべきなのか」、判断に迷う場合は以下の手順で調べるのが最も確実でリスクがありません。

  1. 一括査定サイトで「相場」を確認する
    まずはMOTACTNなどの一括査定を利用します。ここで複数の業者から連絡があれば、まだ「中古車」としての価値があります。
  2. 値段がつかない場合は「廃車専門業者」へ
    一括査定で「買取不可」と言われたり、0円提示だった場合は、カーネクスト廃車王などの廃車専門店に連絡します。
  3. 税金の還付を含めた総額を比較する
    査定額だけで判断せず、「重量税の還付金は含まれているか?」「レッカー代は無料か?」を確認し、最終的に手元に残る現金を比較します。

廃車買取でボロボロの軽自動車を高く買取してもらうコツ

どんなにボロボロの軽自動車でも、少しの工夫で買取価格アップを狙うことができます。

査定に出す前に、以下の3つのポイントを実践してください。

1. 傷や凹みは「絶対に直さない」

査定前に「少しでも綺麗に見せよう」として、板金修理や傷の補修をするのは完全に逆効果です。

廃車買取の場合、外装の傷は部品取りや資源価値にほとんど影響しません。

修理代として数万円をかけても、査定額が数万円アップすることはまずありません。

そのままの状態で査定に出すのが、経済的に最も損をしない方法です。

2. 車内のゴミを捨て、簡単な清掃をする

車の機能には関係ありませんが「車内の清潔感」は査定員の心理に影響します。

ゴミが散乱していたり、異臭がする車は、「メンテナンスも雑にされていたのではないか?」と疑われ、エンジンなどの評価も厳しくなりがちです。

洗車機にかける必要はありませんが、車内の私物を全て降ろし、フロアマットの砂を払う程度の手間をかけるだけで、限界価格を引き出せる可能性が高まります。

3. 自走可能なら「持ち込み」で査定アップを交渉

多くの廃車買取業者は「レッカー無料」を謳っていますが、実際にはそのコストは業者が負担しています。もし車がまだ動く状態であれば、「店舗に直接持ち込むので、その分買取額を上げてほしい」と交渉してみましょう。

業者にとっては数千円〜1万円程度のレッカー経費が浮くため、その分を買取価格に上乗せ(キャッシュバック)してくれるケースが多々あります。

廃車買取で軽自動車を売却する時の注意点

軽自動車の廃車には、普通車とは異なる特有のルールがあります。

これを知らないと、後で税金のトラブルになったり、損をしたりすることがあります。

【最重要】4月1日をまたぐと「軽自動車税」がかかる

これが軽自動車の売却で最も重要なポイントです。軽自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に1年分が課税されます。

普通車の場合軽自動車の場合
廃車した翌月以降の税金が
月割りで還付される
廃車しても税金は一切還付されない
(月割り制度がない)

つまり、3月中に廃車手続きを完了させないと、もう乗らない車の税金(10,800円〜12,900円)を丸々1年分払うことになります。

年度末(2月・3月)は業者が混み合うため、早めの行動が鉄則です。

「自動車重量税」と「自賠責保険」の還付を確認する

軽自動車税は戻ってきませんが、車検時に先払いしている「重量税」「自賠責保険料」は、車検の残り期間に応じて戻ってきます。

悪質な業者の場合、この還付金についての説明をせず、買取額にこっそり含めてしまったり(着服)、うやむやにしたりすることがあります。

見積もりの際は、必ず「車両本体の価格」と「還付金」の内訳を明確にしてもらいましょう。

廃車買取で軽自動車を売却する時の流れ

軽自動車の廃車手続きは、普通車に比べて必要書類が少なく、実印も不要なため比較的簡単です。一般的な流れは以下の通りです。

  1. 無料査定の申し込み
    Webまたは電話で、車両情報(車種、年式、走行距離など)を伝えます。
  2. 査定額の提示・契約
    金額に納得したら契約します。この時、引き取り日時を決定します。
  3. 車両の引き渡し
    レッカーまたは持ち込みで車を引き渡します。車内の忘れ物に注意しましょう。
  4. 必要書類の送付・引き渡し
    担当者に書類を渡します。軽自動車の廃車には主に以下の書類が必要です。
    車検証(原本)
    自賠責保険証(原本)
    リサイクル券
    認印(申請依頼書への押印用)
    本人確認書類(免許証のコピーなど)
  5. 入金・手続き完了通知
    指定口座に買取代金が振り込まれます。後日、廃車完了の証明書(コピー)が郵送されてくれば全て完了です。

廃車買取で軽自動車を売却するときによくある質問

Q. 車検が切れている軽自動車でも買い取ってもらえますか?

A. はい、問題なく買い取ってもらえます。
公道を走ることはできませんが、廃車買取業者は積載車(レッカー車)で引き取りに来るため問題ありません。ただし、車検切れの車を運転して持ち込むのは法律違反になるため、必ず引き取りサービスを利用してください。

Q. ローンが残っている軽自動車でも廃車にできますか?

A. 所有権が誰にあるかによります。
車検証の「所有者」欄を確認してください。自分(または家族)の名義であれば廃車可能です。もし「信販会社(ローン会社)」や「ディーラー」の名義になっている場合は、所有権解除の手続きが必要になります。まずはローン会社に連絡し、残債を一括返済できるか相談する必要があります。

Q. 自動車税(軽自動車税)の納税証明書をなくしてしまいました。

A. 廃車手続き自体には、納税証明書は基本的に不要です。
ただし、所有権解除が必要な場合など、状況によっては求められることもあります。紛失した場合は、お住まいの市区町村役場で再発行が可能です。

まとめ:軽自動車は「捨てる」から「売る」時代へ!0円処分を回避しよう

ここまで、軽自動車の廃車買取相場や、高く売るためのコツについて解説してきました。

かつては「10年落ちの軽自動車には価値がない」「廃車にはお金がかかる」というのが常識でしたが、現在は「資源不足」と「海外需要」により、どんな軽自動車にも必ず価値がある時代へと変わりました。

最後に、今回の記事の重要ポイントを振り返ります。

  • 自己判断で諦めない
    ボロボロでも、動かなくても、部品や鉄資源としての価値が残っています。いきなり解体屋へ持ち込んで処分料を払うのは絶対にやめましょう。
  • まずは「一括査定」で市場価値を探る
    MOTACTNを利用し、まだ「中古車」として売れるチャンスがないか確認するのが第一歩です。
  • 値段が付かなければ「廃車専門店」へ
    一括査定で断られても、カーネクストなどの廃車専門業者なら0円以上の買取保証と無料レッカーが受けられます。
  • 「4月1日」の税金ルールに注意
    軽自動車税には還付制度がありません。無駄な税金を払わないためにも、年度末(3月)までに手続きを完了させることが最大の節約です。

あなたの愛車が、ただのゴミとして処分されるのではなく、次の誰かの役に立つ「資源」として、少しでも高く買い取ってもらえることを願っています。

まずは無料査定を利用して、愛車の「本当の価値」を確かめてみてください。

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