NPO法人徳島共生塾一歩会(徳島市)は6日、県内の四国八十八カ所の遍路道で行った不法投棄ごみの調査結果を公表した。ごみの量は少なくとも推計300トンに上り、特に鳴門市と美波町で多いことが判明。今後、住民や自治体と協力して撤去していく。
調査は県の委託を受け、一歩会会員13人が昨年9月21日~12月20日、延長約400キロの道沿いで実施。廃資材や家電、廃車、廃タイヤなど大量のごみが捨てられた場所14カ所を確認した。
中でも、鳴門市の1番札所・霊山寺に近い県道徳島北灘線沿い(大麻山西側)、美波町の23番札所・薬王寺に近い県道日和佐小野線沿い(由岐坂峠)では、それぞれ100トン以上のごみが広範囲に投棄されていた。
県庁で記者会見した新開善二理事長は「予想以上に大量のごみがあった。徳島の恥ずべき問題として地域全体で考えていかなければならない」と話した。
由岐坂峠のごみは住民や美波町とともに3月上旬までに撤去する。鳴門市など他の地域でも撤去への協力を呼び掛ける。(2011/1/7徳島新聞webより)
奥山に行くとゴミが大量放棄という風景はよく見かけますが、廃車まで?!といった感じです。以前は廃車する際に料金がかかったため不法投棄が問題になりました。香川県の豊島という島には大量の廃車が埋蔵されており、その撤去に多額の血税がかかったようです。
今は新車購入時に「リサイクル料金」というお金をユーザーさんが払う仕組みになっており、追加でリサイクル料金が必要でなければ車本体は有価で買ってもらえることが一般的な世の中になりました。
不法投棄される場合谷底にあるといった場合があり、撤去には相当の労力、機材が必要になるんです。ボランティアでこれらを。。。となっても引き上げる経費はかかる、おまけに引き上げたものの処分費もかかる、人手もかなり必要と全く迷惑なお話です。
やはり、人としてそのような行為はいけないし、ましてや子供が捨てに行くわけではないので大の大人が、しかもおそらく子供もいる大人がやっていると考えると残念でなりません。永年積み重なったことですのでどの世代がとは言えませんが、そのような人間に限って普段はえらそうなことを言うんですよね。
さて、今なら廃車なら自動車リサイクル業者で喜んで引き取ってくれますので放置してある車をお持ちの方は資源保護にご協力ください。