新車購入の追い風になっていたエコカー補助金が終了したことで、中古車業
界が販売のてこ入れを始めている。中古車買い取り大手は「通信販売」事業
を本格スタート。ネット情報大手も分かりにくい価格表示を改め、安心して
車を選んでもらう戦略に出た (2010年12月26日 東京新聞webより)
インターネットで車の販売は以前からあるもののやはり現車を実際にみてという流れには変わらなかったと思います。しかし、内装など細かく撮影することによりネットだけで購入を決めるお客様は増えてきているようです。車屋さんも後からクレームになると面倒なので、さすがに細心の注意を払いますし、むしろ中古車店のほうがお客さんよりもネット販売には及び腰になりそうな気がします。お客さんの顔も見えないし、お店も難癖つけるお客さんには買ってほしくないでしょうし。。。
いずれにせよ、じっくり買い物もしたいですが、中古車センターを回るのも時間がかかる、知り合いが乗っているのを見て気に入ったなどみる必要がなければ有効な手段であることは間違いないでしょう。
ネット構築に余力のない販売店でもお客さまの要望に沿ってメールで画像をおくる、電話で説明するなどで同様のことはできると思います。ディーラー系などでは「中古車センター」といった形で在庫を大量に抱えなくても、大きなストックヤードをもっていればそこで在庫を共有し、お店の敷地をたくさんもたなくても商売ができるという形も取れますよね。
今後はますますお客さんの目が肥えて、中古車店はますます選別されていくのではないでしょうか。