日本損害保険協会は、交通事故や経年劣化などで自動車の部品交換が必要になった際に、新品ではなくリサイクル部品を使用することで、廃棄物を減らすと同時に部品生産時のCO2排出量の削減に寄与できることを訴え、循環型社会を目指すため、自動車リサイクル部品活用推進の啓発活動を強化する。
【Searchina (情報提供:新日本保険新聞社)より】
損保協会が本格的にリサイクル部品使用の啓発活動とは本当に心強いというか、やっと世間に中古部品の存在を大きく知らせるきっかけになればと思います。実際に私の回りではリサイクル業者はただ車を潰しているだけと言う認識を持った人も多いのが事実です。単に解体処理ではなく使える部品は再利用目的で取り外し使用されています。
実際に中古部品を使用し新品よりも安価に修理を行えば車両保険を使わず済むわけで、次年度の保険料を抑える効果もあるとのこと。環境にもよし、節約もできてよし、良いことだらけですね。しかしながらやはり中古部品なので多少の傷、エクボ程度のへこみはついているものが多いのでそれでも良いと言うユーザーの意識も変えていく必要があります。実際にボディパーツなんかは再塗装をするケースが多い(新品なら全て塗装)ので基本的に見えなくなったり気にならない程度になります。
これを機にディーラーさん達にも広くこの運動が伝わり、お客様にリサイクルパーツをすすめて行くようになれば今後もっと需要が見込めることになります。我々としては是非是非大歓迎ですね。