日本自動車工業会(自工会)は26日、10年1月の自動車輸出実績を発表した。
1月の四輪車輸出台数は34万421台で、前年同月の23万3859台に比べると10万6562台(45.6%)の増加となり、16カ月ぶりに前年同月を上回った。
【モーニングスター より】
16か月も前年割っていたのかとこのニュースで知りました。でも記事によるとかなり落ち込んだ時期との比なので単純に上がっているとは言えないとのこと。確かにどん底時期の実績と比べても上がるのは当然というか、結構良かった前々年月比となると4割以上の減であるようです。こうなると良いときの台数と比べて9割まで回復くらいにならなければ回復の光が見えたとは言えなさそうです。
でも回復した要因としてはやはり中国を中心としたアジアと北米が前年と比べて倍増したのが要因。去年はエコカー買い替え補助金と減税制度もあって廃車台数もリサイクル法が始まってから過去最高と、国内生産も前年度UPのニュースも聞かれますので、何とか耐えているように見えます。
だからこの制度、終わったら国内はどうなるのか?と言う一抹の不安は拭いきれませんが、それまでに輸出本格回復が好景気のけん引役となってることを祈るしかないのでしょうね。まぁ放っておいてもアジアはまだまだ成長していくでしょうし。