米タイム誌電子版は先月29日、「記憶に残る史上最悪のリコール・トップ10」を発表した。
1位には、トヨタが先月21日に行った8車種のリコールがランクインした。
トヨタはこの3カ月で2度もリコールを行った。昨年11月にも、同じ不具合で約500万台がリコールされている。 同誌は、世界的に900万台がリコールの対象となるとみている。これは、昨年の米国市場での新車販売台数と変わらない。
【朝鮮日報より】
今自動車関連のニュースと言えばテレビも新聞もやはりこのトヨタのリコール問題。トヨタは問題となる部品のメーカーに補償を求めるけど、メーカーはトヨタの設計上の問題と主張しているようですね。そりゃあものすごい額になるから何とか責任を認めない(実際のところはわかりませんが)でつっぱねるでしょう。とにもかくにもトヨタは対象車種の所有者から訴訟を起こされたり、ライバルメーカーには買換え支援策を打って出られたり、一番痛いのはその印象。粗悪品でメーカーは対応が遅いと良く記事に見られます。これを覆すには相当量の時間とお金がかかるでしょう。
ちなみに衝撃的なのがホンダも海外生産車両で約65万台を対象にリコールとのこと。トヨタは900万台で、“ハイテクなモノヅクリ”の根底から折れてしまいそう・・。しかしながら不思議だったのがトヨタのは現地生産した車両なのに対し、ホンダは日本国内で生産した車両であるようですが両メーカー共に国内で販売した車種は対象外。どうやらホンダのリコール対象車種は日本国内販売車両と使用している部品が違うからとのこと。国産輸出用車両はコストを抑えるために所々?海外部品を使っているんだってことが初めて知りました。
よく海外生産の日本車は品質が悪いとアメリカやタイの友人が言っていますが、その印象もより悪くなったでしょうね。とにかく今回のトヨタの一件はどん底近くまで落ちてしまう可能性もありますが、徐々にその体質が変わって良いものだけを作る、あとリコールは起こっても仕方ないので問題はその迅速なる対応さえきちんとできるようになれば、そう言うところから取り組んでいくしかないようですね。