トヨタ『プリウス』の中古車価格が高騰、新車価格を越えている。中古車売買のガリバーインターナショナルが運営するガリバー自動車研究所が、プリウスの中古車価格動向を分析した。新車の納期が短縮されなければ、中古車価格も今の状態が継続されるだろう。
中古車プリウスは一時期より値を上げるものも出てきている。中古車価格は09年8月現在で220万円前後となり、新車時価格の263万円を下回っているが、205万円の新型プリウス最廉価モデルは越えた。
新型プリウスの購入補助金は、13年超車の廃車を伴わなければ10万円。ガリバー自動車研究所によれば、200万円以上の買い物としては判断が微妙なラインだ。
[Yahoo! ニュース]
品薄状態で廃車を伴う新車購入補助制度(スクラップインセンティブ)を使用しなければそこまで安い感がないということで、ご事情のある方や今すぐ乗りたい方には「少々高くてもすぐ乗れるなら」という数多いニーズがそうさせているのでしょう。以前トヨタのセルシオ、日産のGT-Rも品薄で中古車価格が新車価格を超えるという状況が御座いました。もちろん今回のプリウスはそれらのものと理由は違いますが、本当にいいものが品薄で手に入らなければ値段が高くなる心理は今も昔も未来も不変のものなんでしょうね。
結構懐かしい「たまごっち」なんかもそうでしょう。あれは明らかにどこかが大量に持っていて、価格操作をするために市場に出回る量を調整していたんでしょうけど・・・。
話は飛びましたが、新車の生産が間に合わない程の人気が出る車がこの先何台出るのでしょうか?もう2度と日本で新車が売れに売れまくる時代なんてこないでしょうから、機能的に革命的な車種でもない限り難しいでしょうね。