中国政府は7月14日、自動車買い替えに関する補助金支給の詳細を発表し、6月1日から2010年5月31日までの買い替えに適用される。補助金は最大で6000元(約8万2100円)の支給となる。
対象車種は使用期間が8年未満の小型トラックとタクシー、12年未満の小型トラック、小型・中型バスなど。排気量が1.6リッター未満の乗用車については、09年から課税額を半減したので、買い替えについては補助の対象としない。
【YAHOO ニュース引用】
今年は270万台の廃車が発生する見込みらしいです。ちなみに日本では400万~500万台廃車が出て、そのうち100万台は海外輸出されているので現在の台数から行くとあまり変わらない規模の廃車台数となります。
また単なる消費促進、後押しだけでなくその先の廃車や家電のリサイクル産業成長を促すことも考えておられるようで、正に一石二鳥とでも言うのでしょうか。中国に関するコメントは何度か載せてあるとおり、放置車両があれば誰とは言わず分解して持って行ってしまうので良くも悪くも良いリサイクルが成り立っているとのこと。これを機に廃車の適正処理に伴う制度を確立して、日本のリサイクル業者のような中古部品販売までにいたる産業を築き上げるチャンスかもしれません。間違いなく世界一の市場となる国なので、違法放置車両などが社会問題になれば今度は売った側のメーカー責任が問われる可能性が出て参ります。日本メーカーも販売に躍起となっておりますが今からそう言った川下部分のフォローしていけば格好良いんですけどねぇ。