国内外での廃車支援策で最も恩恵を受けているのが現代・起亜自動車など韓国自動車メーカー各社でで、英国では10年以上たった古い車を廃車して新車を購入する場合、一括して2000ポンド(約32万円)を支援しています。そのため安い車を購入するほど有利となります。
一方で韓国ではどうでしょうか。欧州とは異なり、大きな車を買うほど税が軽減される仕組みとなっているため、中・大型車ばかりがよく売れるという結果となっています。軽自動車を購入する際の恩恵は一切なく、税の支援を最大限受けるには大型車を購入しなければなりません。
【朝鮮日報 抜粋】
自称“少し韓国通”の私がわかるのは、韓国の人たちはとにかく車にお金をかけて見栄っ張りの印象。廃車支援制度を利用する多くの人達が中大型車を購入しているのは納得できます。韓国の友人からよく言われるのは“日本人は消費に対して消極的過ぎる”ということ。韓国の消費、特に車に対するそれを見てしまうと全く否定するつもりもないですし、またその善し悪しはわかりません。
一方日本ではプリウスの販売が1位になる全く逆の現象(韓国以外の国と言うのが正しいかも知れません)が起きております。これは環境意識だけでなく、経済的な面、維持費を考えて同車種を選ぶ人達が大半かと思われます。果たして日本で韓国のように廃車をして受けられる補助金は、大型車が一番多かったなら同じく大型車が売れるか?と考えるとそうではないのはわかります。時流の一言です。
もちろんプリウス含むハイブリッド車が昔に比べお手頃価格になったとは言え安いものではないですが、中産階級が多い日本では、高級車と比べるとエコカーに走ってしまいます。もちろん自動車メーカーとしては、高級車や大型車が売れる方が利益が高く嬉しいんでしょうけど、一部の富裕層以外はこの流れを止められないでしょうね・・・。