マツダは、ポリプロピレンであれば、あらゆる廃車バンパーを新車バンパーの樹脂材料としてリサイクルする工程技術を開発したと発表した。メーカーや製造年代の異なるバンパーの同時に処理し、金属類を自動的に除去する。破砕から再生材製造まで工程を自動化できるのが特徴。
日経Automotive Technology 引用
かなりの作業合理化がなされましたね。確かに目視にて取り除いていた金属片を振動と風を使用して確実に取り除く、しかもメーカーや製造年代によってポリプロピレン材の組成や、塗膜との密着性が異なるため、同時にリサイクルすることは難しかったものでも出来てしまう。
弊社でもバンパーをチップ状に粉砕する工程を工場で行っておりますが、確かに一貫したラインにて全て合理的に処理できればリサイクルに大いに役立つ開発ですね。今後はコンソール、ダッシュボード、ハーネスにも活用できるシステムがどんどんできればいいですよね。