韓国交通研究院が昨年、韓国内登録自動車98万台を調査した結果、平均排気量が2113ccで、欧州連合(EU)の平均(1744cc)より21%以上多いことが分かった。大型車を好む韓国人の傾向は、自動車を身分の高さを示す手段に思う考え方、そして小さい車を無視する社会雰囲気と無関係でない。軽車は「貧しい人」が乗る車と思う傾向が強い。ホテル、ゴルフ場、デパートなどへ軽車で出かけると、無視される場合が珍しくない。ある弁護士が小型車に乗って裁判所へ行ったところ、正門の警備員に制止されて以来、大きい乗用車に買い換えたというエピソードもある。
【東亜日報】
現在の日本もそうですが、所有車は身分のステータスに考えられています。何度も韓国へ行ったことがあるので、行く度にその志向は昔の日本より強いまってるように思います。軽自動車保有者=貧しい人の観念も日本にあったように思いますが、今は軽自動車が走っていても珍しくもなく、というのもあくまでセカンドカーとして常用されている人々も多いのでその考えはなくなりつつあるように思います。確かに「あまり乗らない」、「普通車は維持費が・・」という理由から乗り換える人も多く、エコに関係なく結果的に軽自動車が増えたのが事実です。
上記ニュースの「無視される」とはどういう状況なのかはわかりませんが、全てがそうでないにしろ確かに走っていても「遅い」と言うイメージはあります。どこに言っても邪険に扱われてしまうと言うことでしょうか・・。
“軽自動車に乗る=エコ”というのが全てそうかどうかはわかりませんが、韓国は日本よりエコの意識が浸透し、買物はレジ袋有料化に伴い皆マイエコバッグを持参するのも日本より早く、自動車に関しても軽自動車が増える日がそう遠くないかも知れません。