高級4輪駆動車などを盗んで輸出する窃盗グループを捜査していた愛知、岐阜、三重の3県警合同捜査本部は10日、岐阜県羽島市新生町2、派遣社員小森大介容疑者(33)ら3人を窃盗などの疑いで逮捕した。これまでに盗みなどの疑いでブラジル人ら6カ国の45人のグループを逮捕。今回の3人もかかわっていたとみられる。被害は東海や関東地方など13都府県で約650台、総額18億円を超えるという。
まだまだ外国人絡みのこういう事件が減らないようです。犯行団には自称ですがリサイクル業の日本人も交じっていたようですが・・・。
どういう方法で輸出しているのかはわかりませんが、こう言った背景には日本の税関制度も一つ理由にあるのかなと思われます。日本企業を相手にしている海外の友人が、「日本から物を買うのは簡単だけども、買ってもらう(日本からすれば輸入)するのは至難。税関から色んな資料を要求されなかなか通してもらえない」とのこと。
確かに食の安全が危惧されている世の中、輸入措置に関して日本は世界で一番煩いかもしれません。一方で出す(日本からすれば輸入)のは至って簡単というイメージ。これだけ犯行が暗躍しているのであれば車両に関しても、もっとうるさくしてもいいのでは?と思いました。そうでないと地球環境を考え適正処理と廃車を厳守するリサイクル業者が、いつまでも馬鹿をみるようでなりません・・・。