札幌市清田区の民有地に同市内の古物商の男性(60)が大量の廃車などを放置している問題で、札幌豊平署は十五日、男性が無許可で自動車解体業を経営していた疑いがあるとして、自動車リサイクル法違反の疑いで民有地の現場検証を始めた。 調べでは、男性は今年三月から四月にかけ、札幌市長の許可を得ずに集めた廃車などを解体し、金属部品を回収業者に売っていた疑いが持たれている。男性が二十年ほど前から放置している物品は計約五百五十トンで、私道沿い約五百メートルに回廊状に置かれ、三分の一が車や廃タイヤ。同署は二週間にわたり検証を行う。
物品について男性は「産業廃棄物でなく有価物」と主張。札幌市は、産廃の不法投棄を禁じた廃棄物処理法違反の疑いで同署への告発を検討する一方、男性に代わり撤去する「行政代執行」を年内にも行う方針。
【北海道新聞】
またしても“無許可での自動車解体”という記事です。しかも今回は私道沿いにおかれているというもので、環境はもちろんのこと周りの住民にも影響を与えてしまうので少し性質が悪い・・・。これも鉄スクラップ価格上昇の煽りでしょうか。少なくても今まで処分された車両がきちんと適正処理のもとに行われていたことを願います。