小樽署は(9月)五日までに、入管難民法違反(無許可活動)で、小樽市赤岩一、中古車販売会社員チェルカソフ・アレクサンドル・イリイッチ容疑者(34)らロシア人三人を現行犯逮捕した。調べでは、イリイッチ容疑者らは商用目的の短期滞在資格しか持たないのに、三日午前十時十分ごろ、小樽市幸一の中古車販売店の敷地内で、買い付けた乗用車一台の解体作業を行った疑い。三人は、関税などを安くするためエンジンなどの部品を取り出し、サハリン州ユジノサハリンスクの会社に輸出しようとしていたといい、容疑を認めている。
【北海道新聞】
ロシアへの自動車輸出台数は近年右肩上がりの成長を続ける一方で、こういった他にも盗難車両の密輸という犯罪が絡んだものが暗躍するのも確かなようです。逮捕された3人は“無許可で解体作業を行った”とのことで、当然自動車の廃車にかかわる適正処理がなされていないのでは?それでは何のために多くのリサイクル業者さん達が必死で許認可を得て頑張っているかわかりません。警察は是非とも全力を挙げて同様の事件を取り締まって欲しいと願います。