先日 「がっちり」というフレーズの某番組でカーエアコン大手「デンソー」の社長が出演され、会社の紹介をされていました。さすがに社会人の方であれば番組で紹介されていたような「デンソーって何の会社?」なんてことはありえないくらいの大大大企業ですが、QRコードを発明したのがデンソーの方だったり、自前で高校を持っていたりするというのは初耳でした。さすがですねと感心するとともに入れるものなら入りたいと思ってしまいますね。
さて、そのエアコンですが、現在冷媒として使用されているHFCが現在富山市で開かれているG7環境相会議で生産規制が合意されるとのことでした。もともとCFCというフロンが使用されていましたが、オゾンホールの問題で25年ほど前に規制され、今はHFCというフロンが利用されています。これはオゾン層は破壊しないものの、温暖化への影響が二酸化炭素の千倍以上ということで、これは確かに問題です。
自動車リサイクル料金でも「フロン類料金」という名目で回収破壊料金をユーザーさんは負担しているのですが、これが2030年代半ばまでに現在の8割以上削減することを目指すというのです。
代わりのフロンもいくつかありますが、いずれも温暖化への影響があり、ほかのものが冷媒として研究されています。しかし、いずれも技術面の問題や価格面の問題で、研究途中であり課題は多いようです。
さて、そうするといずれにしても価格面はアップする、処理料金もアップするので新車価格や自動車リサイクル料金は少しばかり高くなるかもしれませんね。