銅やアルミなどの非鉄金属専門商社のアルコニックス(東京都港区)は、中国天津市に廃自動車などのリサイクル事業を行う合弁会社「天津市日環再生資源利用」を8月にも設立する。中国経済の急速な発展に伴い、今後、廃車の増加が予想されている。同社は中国での廃車リサイクル事業が大きなビジネスになると見ており、現地法人の設立を決めた。
合弁会社の資本金は200万人民元(約3200万円)で、アルコニックスは40%を出資する。
残りは、現地のリサイクル事業者の天津市津煤達物資総合利用が41%、天津新源物華自動車回収経営が19%をそれぞれ出資する。合弁会社では、廃車の集荷から解体、スクラップのリサイクルを中心に行う。
操業当初は、廃車リサイクルを中心とした小規模工場となるが、業容に応じて設備を拡充していく。
さらに、将来的には総合リサイクル工業団地を建設する計画だ。
【フジサンケイ ビジネスアイ】
先日お客様よりいただいたメールを元に書かせていただいた“中国の廃車事情?”の内容も中国の実情でしょうが、急激な経済発展に伴いこれらの設備が立ち並んでいくこともまた中国の実情なようです。日本でも大手が自動車リサイクル事業に投資や参入していますが、同じくどんどん中国にもこのような投資が進んでいくのでしょうか?何れにせよ適正処理場が増えることで、地球環境に良いことにつながれば嬉しい限りです。