日本の自動車リサイクル技術に対する東アジア各国の需要が高まっている。NGP日本リサイクル事業協同組合によると、6月下旬に「NGO広島未来グループ」とともに訪れた中国・北京市などで、適正処理を進めるために日本の使用済み自動車解体処理技術に強い関心を寄せられたという。北京市に置いて中古車販売とともに使用済み自動車の解体処理は、市の商務局が管轄している。NGPの青木理事長らは商務局の寛治と会談するとともに、市の公用車を中心に解体処理している北京天交報汽車回収処理有限責任有限公司で適正処理を効率的に進めるための技術に関心を示したそうだ。設備機器なども不十分でNGP協同組合として技術支援などができるかどうか、検討したいと話している
【日刊自動車新聞】
中国も経済の発展とともに急激なモータリゼーションの波で事情が変わってきている様子です。あれだけの発展を遂げている最中に自動車の不適正処理がニュースにでもなれば、それこそ国際的にたたかれて主要国際社会の仲間入りが危ぶまれてしまうというところでしょうか?中国の廃車サイクル(日本では約10年)がどれくらいかはわからないですが、遅くても10年前後に廃車車両は大量に発生すると思われるので、それまでには日本も含め各国のリサイクルシステムを参考に各地で適正処理ができる設備を整えて欲しいですね。