前回に続き“自動車リサイクル法ができた理由2”と題うって、法整備に至った理由を書きたいと思います。
一般的に問題となるのは前回の“豊島事件”ともう一つ、“不法投棄”の問題となります。山中のみならず町中、特に高架下あたりにナンバープレートを取り外して放置し、中にはいろんなパーツが取り外されていわゆる“ガランドゥ”の状態になっている車を皆さん一度は御覧になったことがあるかと思います。国土交通省の見解では年間2万台を下らない放置車両数が発生しているとのこと。
さらに離島では、そういった放置車両や廃車事態に多額の処理金がかかってしまい、廃車を引き取って「保管」と称して野積みにしている業者もいるようです。
こういった案件に対応すべく皆さん新車購入時や車検時にお支払(預託)いただく“リサイクル料金”
が放置車両や離島の車両処理費用として全額ではないにしろ補填的に賄われる用途もございます。
皆さんのリサイクル料金が環境保全へ繋がっていると思っていただければ幸いです!
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