2016年9月の輸出統計によると、中古車の海外向けについて前年比1550台減少のおよそ94000台になったそうです。
国別では、ニュージーランドが首位で前年比25.4%増の9639台。2位ミャンマー前年比1.1%増の9584台、3位はアラブ首長国連邦前年比で4.9%減少でした。
ニュージーランドがすごく伸びています。実質ニュージーランドは右ハンドルで年式での規制はないのですが、排ガス規制と横滑り装置(ESC)の装備が義務付けられており、自然と高年式の車両になります。国内での生産はしておらず100%海外からの輸入に頼っているので市場は他国に比べ開放的ですが、その分競争会社も多く、高年式の割に利益が薄いそうです。またネットオークションの台頭で益々その傾向は強まりそうです。
ちなみに売れ筋はやはりコンパクトカーで、赤などの目立つ色が重宝されています。