年明けに自動車販売会社の業界団大が発表した数字によると昨年の新車販売台数はおよそ497万台と5年ぶりに500万台を割り込みました。5年前というと2011年の東日本大震災があり消費控えがあったとしということになります。登録車は前年より増えたものの軽自動車が大きく落ち込みました。
16年度は春に三菱自動車の軽自動車の燃費不正による、三菱・日産の軽自動車販売停止がありました。また15年春の軽自動車税引き上げに伴う駆け込み需要が無くなり、その反動で減少したと考えられます。私感ですが来年は今年のように大きな問題がなければ500万台は回復するのではないかと思います。消費税増税は2019年に延期されましたのでまだ「駆け込み」ということは起こらないとは思いますので、大きく増加することもないのではないでしょうか。
自動車の販売台数は私たちの廃車にも影響します。新車が売れない→下取が減る→中古車/廃車も減るということで、事実中古車の販売台数や使用済自動車の台数も減少してきております。
若者の自動車離れ、人口減少など取り巻く環境は右肩下がりな環境ですので、その環境を前提に私たちも変化していかないといけないと感じる年初であります。