今回のご紹介は三重県伊賀市でのヴィヴィオビストロです。
お見積り依頼がお電話でありました。お聞きすると、大阪在住の息子様からのご依頼。親御さんが現在乗っていたが、車検が切れてしまった。高齢であるため、廃車したいとのご要望。大阪から電話で帰省するのでということで、日時指定の案件でした。お引き取りもお急ぎとのことで何とか都合をつけることができ、指定のご実家にお伺いしました。
当日はご依頼主様、親御様ともにいらっしゃりましたので、申請依頼書、買取代金の契約書など順序良くお願いしていざ積み込みをしようとしましたとき、親御さんが「何しているの。まだ私乗るからもて行かないで」とおっしゃるではありませんか。息子様はそれをなだめて、「もう動かないならもういいではないか」などとおっしゃていました。構いませんからいってくださいとのことでしたので、そのまま回送させていただきました。念のため、抹消後しばらくそのままでおいておきましたが、特にご連絡がないので、そのまま解体させていただきました。
息子様も親御様残されてさぞかしご不安だろうと思いました。また、今回のように息子様がご対応いただける場合は良いのですが、そのまま親元にも戻られない方もいらっしゃると思います。しかし、高齢で事故などを起こされてからでは遅いので、免許の返納や廃車などしっかりご相談されることが重要だと改めて感じた次第です。