「タイミングベルトが切れたら廃車だ」
良く聞くお言葉です。「10万キロに一回かえたほうがいい」「切れたら終わりですので、10万キロ言っていなくても年数がたっている車はかえた方がいい」
実際、道路上でタイミングベルトが切れた場合、エンジンが急にとまり、アクセルを回しても一切動かなくなります。高速道路上などでは相当の恐怖だと思います。
皆さんがタイミングベルトを交換したくない理由、ずばり「工賃」だとおもいます。タイミングベルトを交換されなくても20万キロ普通に走っているお車もありますし、その不確実性も「ほんとにかえないといけないの?」ということにつながるのだと思います。
さて、その工賃、参考までに3000ccのパジェロでの見積もり例
取り替え工賃41580円
パーツ代:
タイミングベルト部品代 8262円 タイミングテンショナー 3510円 タイミングテンショナープーリー 2862円 タイミングアイドルプーリー3132円
付随する周辺交換パーツ:
オイルシール各種2991円 ファンベルト 11772円
計 74000円
タイミングベルトを交換するということはほかの部分も経年劣化で交換要が出て来、例年よりも高いうえ、この金額・・・ということで悩まれるのは当然のことだと思います。
ちなみに私は替えずにそのまま乗っていましたら、そのうちエアコンのコンプレッサーが故障し、交換に20万円くらいかかると整備業者さんに言われて廃車にしました。タイミングベルトを交換していたら、もっとがっくりしていたと思います。
もちろんお車によって工賃や部品代もことなりますが、長く乗られる愛車であれば交換されておかれた方がいいですよね。中古車も購入される際も交換歴は要確認ですね。