日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車連合会の統計によると、2014年の国内新車販売台数は年比3.5%増の556万2887台でした。登録車が微増にとどまる一方、軽自動車は7.6%増加し、227万2789台でした。結果、軽自動車の比率が40%を超え、ますます軽のシェアが増えました。実に10台中4台が軽自動車となりました。
結果、減少が著しいのが、軽自動車とニーズが重なる小型車。普通乗用車との販売台数が初めて逆転し、シェアは下落の一途です。
普通車は人数が乗れる分、ファミリー層などに底堅い需要があり、またハイブリッド車などの増加で、以前に比べ燃費も良くなり、普及層が軽自動車とかぶらなかったのだと思います。
小型車は、軽自動車に比べ維持費が高く、また燃費もあまり変わらないことから、最近の軽自動車の人気に飲み込まれたということになろうかと思います。
税制が変わることにより軽自動車の優位性は若干下がりますが、2015年はどのようになるのでしょうのか。