タカタのエアバッグリコール問題で国土交通省が予防的な調査リコールを支持する方針を固めたそうです。通常のリコールはメーカーが設計や製造に問題があったと判断した場合に国土交通省に事前に届け出て実施するものでありますが、調査リコールは欠陥があるかどうかわからなくても予防的にメーカーが実施する自主回収します。アメリカでは国がメーカーにこの調査リコールを命じることもあるが、これまで日本ではありませんでした。すなわち、これは異例の出来事。トヨタが予防的な措置として18万台のリコールを決定し、ホンダ、マツダもそれぞれ13万台、5万台の調査リコールを行う予定だそうです。2008年以降 タカタに関するリコールは全世界で1700万台を超え、今回の措置を行うと2000万台が対象になるそうです。