「三菱自動車は2016年3月までに、全国に700ある販売店に電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHV)向けの急速充電器を設ける。大半で24時間使えるようにする。EVやPHVは販売ペースが鈍く、原油安もあって先行きに不透明感が強い。日産自動車がEVの無料貸し出しサービスを広げるなど、主力車種に据える2社が中心になって普及策を拡大している」(2014年12月4日 日本経済新聞朝刊より)
その他同記事によると、現在販売店への充電器設置で先行しているのは日産自動車。現在1600店にて1429円で使い放題だったが、営業時間に限られるなど不便であった。現在はまだまだ不便で、電気自動車の普及は遅れているものの、24時間充電可能や、充電施設が充実すれば、販売の後押しになるはずです。充電器は自動車メーカーのほかに流通系や不動産デベロッパーでも設置が進められており、最近では建売住宅にも最初から設置がされるなど、徐々に環境が整いつつあります。ただし、充電には急速充電器でも30分以上かかるため、設置場所が増えても高速などで急いでいるときは少し不便かもしれません。
先般のこのコラムで取り上げた水素自動車よりは当然普及も早く進みそうで、HVのあとはEVかという感じです。