2014年度の国内乗用車8社(トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、三菱自動車、マツダ、ダイハツ、富士重工業)の新車販売が2年ぶりに500万台割れを割り込む見通しのようです。
計画達成率が一番低いのはホンダでフィットハイブリッド車などのリコールが相次いで発生し、販売台数に影響しているようです。
9月の乗用車8社の国内生産台数も本日付の日本経済新聞によると3か月連続で前年実績を下回った模様。日経新聞は「国内生産の本格回復は当面見込みにくい情勢」としており、自動車産業が回復してこないと国内景気も当面は上がってこないのではないでしょうか。
ただ、2014年上半期の乗用車8社の海外での生産台数は6期連続のプラスで842万台強。円安の影響で生産の海外シフトが進んでいるようです。
乗用車8社の2014年度上半期の生産・輸出・国内販売実績は以下の通り()内は前年比(%)
国内生産 4507千台(0.5)
海外生産 8423千台(6.5)
輸出 2064千台(-5.3)
国内販売 2265千台(-2.9)