最近の報道によりますと今年は5年ぶりに「エルニーニョ現象」の可能性が高いそうです。熱帯太平洋で強い西風が観測され、これを繰り返すと平成9年の強力なエルニーニョが再現されるかもしれないとのこと。しかも悪いことには地球温暖化が加速する結果家になるとも言われています。
エルニーニョが発生すると日本は長雨 冷夏となり作物が育たず、また暖冬傾向になる場合が多いようです。すでに世界的にも一部その生育状況に影響がでているようですでに値上がりしてきている作物もあるようです。
5月11日の日本経済新聞15面によると「今夏 エルニーニョ傾向への転換が起きれば、地球温暖化の進み方も変わるかもしれない。人間活動で世界の平均気温が上がっているとされるが97~98年のエルニーニョ後のラニーニャ発生と歩調を合わせるように上昇にブレーキがかかった。現在に至るまで温暖化が止まったように見え、この現象は「ハイエイタス」と呼ばれている。(一部省略)もし、強いエルニーニョが一つのきっかけとなってこの状態が崩れ、大気がもっと暖められやすくなればハイエイタスは尾張、温暖化が加速する可能性がある。予測は難しいが、大気の流れに変調をきたし、世界各地で豪雨や竜巻、干ばつなどの頻発を招いて気象災害が増える恐れもある。」とのこと。
恐ろしいことです。