日産自動車は2011年に三菱自動車と軽自動車の共同開発のための出資会社を作り、三菱自動車に生産を委託という形で軽自動車を販売しておりましたが、今度は自社工場で生産を行うということです。これで国内で軽自動車を手掛けたことが無いのメーカーはトヨタ自動車だけとなりました。
普通車のシェアがどんどん軽自動車に代わっている影響で、自動車メーカーにとっては軽は欠かせないラインナップになっています。
現在ではホンダは単独で、ダイハツ工業がトヨタとスバルに、スズキがマツダに、三菱が日産と共同開発でという形になっていますが、最近までマツダもスバルも自社で生産していました。
話はそれますが、政府内で現在検討されている自動車税の見直しの点から環境性能に沿った形で自動車税を見直そうという動きになっていますが、ますますメーカーからの反発が大きくなりそうです。
個人的にはあまりにも軽自動車と普通車の格差があるように思います。
軽自動車のほうが小型登録車より車両価格が高くなってきている昨今、登録車と軽自動車の税額是正は生活への影響が大きいという議論も違和感を感じますが、皆様はいかがでしょうか。
今後は廃車のシェアも軽自動車の割合が高まることになります。国内にしか需要が無い軽自動車と違って、本体や部品が輸出できる普通車は益々重宝がられることになりそうです。