いよいよ2014年4月から消費税が増税されます。現在は皆さんもお気づきのようにマンションや自動車など高額商品において駆け込み需要が見られます。自動車においてはアベノミクス効果もあり売れ行きが順調な上、消費増税駆け込み需要でさらに販売台数は増加しうる状態です。メーカーサイドも増産に動いております。しかし、前回消費税が3パーセントから5パーセントに上がった際は反動で翌年の新車販売台数が100万台落ち込むという大打撃をこうむりました。結果、販売店の倒産や従業員の解雇が相次いだのでした。このため政府は増税に合わせて自動車取得税の見直しを検討しており、さらに消費税が10パーセントになった際(平成27年10月予定)には廃止も検討しています。結果的には増税分を相殺されることとなり、あわてて今買う必要もないように思われます。
しかし、明らかに今買うべき車種があります。それはエコカー減税対象車です。これらはすでに自動車取得税が完全免税、50もしくは75パーセントの減額の優遇策がされておりますので、増税後より今買うほうが得なのです。となると、すでに新車需要の7割はエコカー減税対象車なので結局 駆け込んだほうがよいのではないのかとなってしまいます。
余談ですが、取得税廃止の代わりの財源として軽自動車税のUPが検討されているようです。小型普通車に比べても軽自動車のほうが高い場合も多く、また性能もほぼ変わらない中、税額が2万円もかわるというのは不均衡なような気がしますのでやむをえないと思いますが、皆様いかがでしょうか。