産経ニュース ウェブ版 10月10日記事によると、今年2月に倒産した株式会社新潟自動車リサイクルの工場跡地(新潟市西浦区)におかれた自動車のスクラップから、高い放射線量が検出されたそうです。記事によると約1台分のプレスの2M周辺で毎時0.3マイクロシーベルトの放射線量を検出。競売にかけられ落札者が測定したところ、判明。仕入先は東日本大震災の被災者から仕入れた車両だそうです。おそらく、鉄スクラップ業者も放射線量が高く、引取処分ができなかったものを工場側が放置していたのではないでしょうか。
福島周辺では原発事故により放射線を浴びた車両があり、中には中古車として転売されたり、またそのまま乗られ続けらうることも想像されます。
放射線は痛みや違和感を感じることがないので当然気づきませんので、防衛のしようもありません。中古車を購入する際には、事故歴のほかにも放射線量も明示してあると安心ですね。
ちなみに海外に輸出される場合や、国内を船で回送される場合は積み込み時に線量計測されています。