昨年11月より上がってきた鉄スクラップ価格が4月に入り下落してきております。理由は海外相場が上がらないこと、国内においても需要に対し、供給が上回っていることだそうです。円安で輸出に追い風になっているものの世界経済の減速から相殺されてしまっているようです。
これから先もしばらくは業界内では先安観が強く、しばらくは盛り上がることはない模様。
一方で廃バッテリーは鉛原料として海外への流出が増えており、国内の鉛リサイクル業者は採算が取れない中での買い付けになっているようです。
ここからは私見ですが、モノが高いほうに流れていくのは経済の中での当然のことですが、資源のない日本でのリサイクル資源の流出は、あまりいいニュースではないと感じられますが、いかがでしょうか。