トヨタ車体が全面改良して7月2日発売した1人乗りの超小型電気自動車『コムス』が好調に売れているようだ。年間3000台の販売目標に対し、8月1日までの一か月間で約730台となっている。道路運送車両法上は第1種原動機付自転車(ミニカー)で法定速度は60km、最大積載量は30kg。ただ原動機付自転車のような「二段階右折」やヘルメットの着用義務はない。また、自動車税や、自動車重量税、自動車取得税も0円。
価格は66万8000~79万8000円。クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象車となっており最大7万円の補助金が受けられる。
新型コムスは家庭用100V電源に対応し、約6時間で充電できる。満充電で走行距離は約50km。初代コムスは2000年に発売され、充電10時間程度かかり45kmほど走行が
可能だった。
廃車ひきとり110番を運営する弊社でも初代コムスは10台程度買取したことがありますが、主に法人ユーザーのものでした。路地の狭い都会では小回りの利くコムスはメリットがあったようで、今回も8割がたは法人ユーザーが購入している模様。
都市圏では自動車離れがよく聞かれるますが、使用環境によっては検討の価値はありそうですね。