6/20付【新華社通信】より
天津市はここ数年、再生資源の活用に力を入れている。廃車の回収・解体分野では、子牙循環型経済産業区にあった企業7社を統合し、総合型企業「天津市国聯報車機動車回収拆解有限責任公司」を設立した。
この新会社の廃車の回収・解体台数は年間1万5000台。銅、鉄、アルミ、プラスチック製品を年2万5000トン生産する。廃車を非鉄金属やその他材料へと100%生まれ変わらせている。部品の再利用や再製造を通じて、環境負担を減らすとともに、資源を節約し、循環型経済を実現している。
廃車ひきとり110番スタッフコメント
年間15000台ですと日本では大手に入る規模です。さすが中国。日本から廃車がらを輸入する会社もあるくらいですから、今後もリサイクルは日本のように進んでいくのではないでしょうか。日本からも数社 中国に進出しておりますが、規制の世界、うまくいくには現地の業者と組んで技術を提供していくしかないようで、それが主流です。環境への意識が高まり、設備が整わない現場での解体によるオイルの垂れ流し、鉛などによる土壌汚染がへっていけばいいですね。
追伸
ある日本の自動車解体工場では数社と合弁にて都市部などに今後20社程度の自動車リサイクル工場の新設を計画しているようです。8月には江蘇省において第1号が稼働するそうです。