日本自動車工業会の発表によると2012年度の軽自動車を含む新車販売台数見通しは480万台となる見込みだそうです。同日まとめた2011年度の同速報値は前年度比3.3%の475万台強でした。東日本大震災などの影響で遅れていた販売が10月以降急回復した模様。
4月2日から始まったエコカー補助金が追い風となり売れ行きは好調のようですが、補助金3千億円のうち既に1千億円が申請されているようです。この様子ですと夏にはきれてしまうというのが大かたの見方。
売れ行き車種としては、ガソリン高によりユーザーは燃費に敏感になっており、軽自動車とともにハイブリッド車が好調。2月の乗用車販売におけるハイブリッド車比率は30%で2カ月連続、月間販売ランキングトップ10のなかではハイブリッド車の占める割合は半分以上です。なお、軽自動車を含めた販売台数トップテンのうち軽自動車は6車種はいっており、こちらの好調。
これらの車種はエコカー補助金終了後も大きくは落ち込まないのではないでしょうか。
中古車動向にエコカー補助金がどう影響するかはまだ様子見のようですが、以前のように販売車不足ということにはならないでしょう。