先日 こちらのほうで自動車取得税などが廃止されそうだというお話をしましたが、まだ検討中の内容でした。失礼しました。
民主党の税制調査会では自動車業界からの要望も含め、政府に自動車取得税、自動車重量税の廃止を訴え書かているようですが、代替の財源がないため難しいとの見解のようでした。
結果、本日のニュースでは自動車重量税の一部が軽減される方向で民主党および政府が意見一致したようです。あわせてより厳格化した基準でエコカー減税も3年間延長される方向で見直しているようです。
財源の確保が難しい昨今、国としてはたして自動車重量税の軽減はプラスに働くかと考えると正直よくわかりませんが、自動車メーカーにとっては重量の重い車の販売に追い風が吹くことはありそうです。
実際メーカーにとって、自動車は大きな車ほど台当たりの利益が大きいので軽自動車一台よりも普通車一台売ることのほうがよいのだそうです。
消費税が上がるので、大型耐久財のメーカーにとっては厳しい環境であるこは間違いありませんが、重量税が少し下がったからといってはたして車の販売に直結するのでしょうか。