アジア太平洋経済協力会議の閣僚会議に出席するためハワイを訪れていた、枝野経済産業大臣は、12日、ロシアのナビウリナ経済発展相と会談し、この中でナビウリナ経済発展相は、日本などの輸入自動車に対する関税を、今後段階的に引き下げていく考えを明らかにしました。(中略)ナビウリナ経済発展相は、日本などからの中古車を含む輸入自動車に対する関税について、「WTOに加盟すればそのルールに従う。スケジュールがあり、準備したうえで引き下げていく」と述べ、ロシアが現在、輸入自動車に対して最大で35%かけている関税を、今後、段階的に引き下げていく考えを明らかにしました。11/13 NHKNEWSウェブより
数年前急にロシアが中古車の輸入関税を上げ、それまでのロシアの輸入の勢いが大幅減少したことがありました。その後、日本の中古車の輸入も全面禁止か?と言われたこともありましたが、今回このような方向で行くことは、輸出業者にとってはいいニュースだと思います。
ロシアも国内自動車産業の保護という観点からこのような方向性になっていたと思いますが、最近のTPPの議論と重なります。
ロシアとは北方領土問題で意見の食い違いがあるものの、経済協力は少しずつでも前進していけばいいと思います。